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英文速読を身に付ける!英語の勉強法【大学受験勉強】

英文速読を身に付ける!英語の勉強法【大学受験勉強】

英語の大学受験勉強において英文速読を身に付ければ、試験で絶大な効果を発揮できます。ここでは、英文速読を身に付けるための勉強法を紹介します。


英文速読は音読で身に付ける!

英文速読は音読で身に付ける!英語の大学受験勉強の序盤で、毎日必ず続けて欲しいことがあります。「音読」です。特に、英文速読を身に付けたいのなら、是非続けてみてください。音読を毎日続ける習慣を作れば、英文を読むスピードを2〜3倍に早くすることができます!

英文速読をできる受験生は、ごくごくわずかです。旧帝大レベル、難関私大を受ける受験生でも、入試の英文を1分間に70語程度読むのがやっとの人がほとんどです。ここで言う英文速読とは、入試の英文を1分間に120〜150語程度読めるレベルです。

このレベルの英文速読ができれば、センター試験はもちろん、超長文と言われる早慶、上智の長文問題でも、制限時間に余裕をもってかつ正確に解くことができます。ちなみに、このレベルは、偏差値70程度、9割以上の得点を取れる実力です。
余談ですが、全国模試のトップや、英検1級、TOEIC9割以上のレベルになると、入試英文を1分間に200語程度読める実力を持っています。さらに、プロの同時通訳者は1分間に250語以上読む実力を持っています。

ぜひ音読を続けてください!大学受験勉強の序盤からです!1年後の試験で、確固たる実力がついています。

なぜ英文速読できていないの?

なぜ英文速読できていないの?英文速読ができていない受験生が多いのには、一つ理由があります。それは、多くの日本人が、返り読みをしてしまうからです。返り読みとは、英語と日本語の語順の違いによってついてしまうクセです。

では、下記の英文を訳してみてください。

He gave me this book.

簡単ですね。「彼は私にこの本をくれた」が正解です。しかしながら、このように訳すためには、以下のような語順で訳さなければいけませんね。

「彼は」:He
「私に」:me
「この本を」:this book
「くれた」:gave

つまり、ほとんどの人が、ひとまず英文を最後まで目を通した後に、日本語の語順になるように前に戻って語順を組み替えながら読み直しているのです。これが英文速読できる人が少ない理由です。
さらに、上記のような短い英文であれば、ぱっと見て理解するのは容易いですが、以下のような英文になればどうでしょう?

I was reading a book which he gave me yesterday.

この英文の日本語訳は「私は、昨日、彼が(私に)くれた本を読んでいた」ですから、一度最後まで読んだ後に、無意識に返り読みして以下の語順で組み替えてしまいます。

I / yesterday / he / me / gave / which / a book / was reading

試験問題の長文ならさらに長くなりますから、読むのに余計に時間がかかってしまいます。試験でこのような読み方をしていては、時間が足りませんね。この返り読みを解消するのが音読です。音読すると気付くと思いますが、返り読みできません。音読しながら日本語訳を理解するためには、以下のように英文を頭の中で意味のまとまりごとに区切って、英語の語順のまま読んでいきます。

I was reading a book:「私は本を読んでいた」
which you gave me:「それを彼が私にくれた」
yesterday:「昨日」

音読しながら、英文を頭の中で意味のまとまりごとに区切る練習をすれば、返り読みすることなく英語の語順で意味を理解することができます。つまり、返り読みをする読み方に比べ、2倍ものスピードで英文を読めるようになるんです。
さらに、音読するだけで、英文を英語の語順のまま捉えるというネイティブと同じ英語の思考を身に付けることができます。英語を読む、聴く、話す、書くという四要素をまとめて鍛えることができるのです。


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大学受験勉強法メディア編集部

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