- 長文読解
- 2016-1-20
長文読解に強くなる!

ここでは、長文読解に強くなるためのポイントを紹介します。
速読力と単語力
また実際に問題を解く際には、文章を読む前に問題文を読んでおくことで、何が問われるかをあらかじめ知っておくことや、最初の段落だけを読んで全体像を把握することがポイントになります。 問題文を把握した後、それぞれの問題の箇所までの文章を読むことで効率的に問題を解くことができます。ここで大切なのは「解けないものは後回しにする勇気」を持つことです。迷ったり、分からない問題に出会ったりした場合、そこでストップしてしまうと、他の問題のための時間を失うことに繋がります。分からないと思ったらとりあえず後回しにして、見直しの時間にじっくり考える癖をつけておきましょう。
限られた時間で文章を理解し、正解を導いていくためには「読解力」だけでは足りません。文章を読むスピード自体を高める「速読力」や、文章を読んでいる時に詰まらない・立ち止まらないための「単語力」もとても重要です。
「読解力」「速読力」「単語力」。これら3つの力を全て一気につけるのに効率的な手段として、長文を「時間を決めて」毎日読むことが挙げられます。
まずは時間を計って黙読し、自分がどのくらい文章を理解出来ているかをチェックしてみましょう。時間を計ることを癖付けることによって、速読力も上がり、集中して問題に取り組むことが出来ます。センター試験の過去問や、大学の入試問題の長文読解に実際に解いてみることで、理解度をチェックすることが出来ます。
その後、今度は「音読」、可能であればCDなど音源を使いながら音読をするようにしましょう。音読をすることによって、英語の文章のリズムを感じることが出来るようになります。声に出してスラスラ読めない文章は、目で読んでもなかなか理解は出来ません。上手く読めない単語や、理解できない単語を調べておけば、単語力も身についていきます。また、文章の中で単語を覚えることによって、正しい言葉の使い方やニュアンスを掴むことも出来ます。
「読んでも、声に出しても、なかなか理解できない」という場合には、文に出てくる単語を知らないケース、または文構造が理解出来ていないケースが考えられます。自分が詰まってしまうところで、何が理解出来ていないのかをしっかり確認するようにしましょう。単語自体を知っているつもりでも、複数の意味を持つ単語の場合や、文法をきちんと理解出来ていない場合があります。英文読解は、慣れの部分もありますが、一文一文を正確に理解するためには、文法力がベースとなってきます。
黙読や音読で詰まる部分が減ってきたら、最後は「とにかく多くの英語の文章に触れてみる」ことを意識してみましょう。英語は時間をかければかけるほど伸びる科目で、英文読解は英語に触れた時間に比例します。速読力を鍛えるためには、同じ文章を何度も何度も音読するなど、身体に英語自体を染みこませるトレーニングが効果的です。
「センター試験で7割」というとなんだか身構えてしまいがちですが、長文読解を攻略すると、実はそれだけで7割取れてしまいます。センター試験の形式をしっかり知り、解き方の対策をしたうえで、日頃から長文に慣れ親しんでいれば、怖いものではありません。
最初はなかなか理解出来なかったり、頭に入らなかったりして誰もが苦労する長文読解。一度読んだ長文の復習も忘れずに。一旦文章を読むコツさえ掴んでしまえば、一気に楽しくなると思います。皆さんもぜひ試してみてくださいね。

大学受験勉強法メディア編集部
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