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高2までにやっておくべき3つのポイント

高2までにやっておくべき3つのポイント

ここでは、高2までにやっておくべき3つのポイントについて紹介します。


高2までに!

高校2年生といえば、部活では中心的役割を担うため忙しく、志望大学はだいたい決まっていても、受験までは1年以上あることから危機感を持っていない生徒が多いことも確かです。しかし数学という科目に注目してみると、定期テストの点数はおろか基本事項の理解度も全くだという皆さんも多いのではないでしょうか。ただ受験準備をしている生徒が少ない高2だからこそ、もっと点を伸ばしたり挽回したりするチャンスがあるといえるのではないしょうか。では実際、高2から始める受験数学の準備とは何でしょうか。そこで、これから3つのポイントについてお話したいと思います。

どの科目においてもいえることですが、まずは基本事項の確認が最も大切です。いきなり応用問題から解くことはできません。高校数学は「式の展開・因数分解」から始まり、関数の基本である「1次関数」を復習してから「2次関数」を学習してきました。その土台である基本事項がゆらいでいるようでは、その上に知識を積み上げることはできません。忘れている公式がないか、また苦手な範囲がなかったか今一度見直してみましょう。模試でも結果の求められる高3になってからでは、受験のプレッシャーと残り時間の少なさから基本事項を確認している余裕がなくなってしまいます。特に理系で「数学Ⅲ」を学習しようと思っている皆さんにとって、数学ⅠAⅡBは出来るだけ応用までマスターしておかなければ大変苦労することになるでしょう。その上、高3で受ける模試からは浪人生も参加してきます。つまり高3は復習の学年ではなく勝負の学年なのです。よって、基本事項の確認こそ高2でやるべきというより、高2でしかできない受験数学の準備で重要なポイントであると考えてください。

前章でお話しした通り、公式を覚えることは基本です。しかしただ暗記するだけでは、いつどのタイミングでその公式を利用するのか、またなぜその公式を使わなければならないのかまで理解することが難しいと思います。また工夫して計算しなくても答えが求まるなら、工夫しなくてもいいのではないかと思うかもしれません。例えば、「式の展開」にはさまざまな公式や計算の工夫がありますが、答えだけを求めるのであればすべての項を順に掛け合わせていけば必ず展開はできます。しかし一度公式を用いたり工夫したりすれば、答えがとても速く求まり、計算ミスも少なくなることに気づくはずです。そしてその工夫を知ることでさらに発展した問題を考えられるようになっていくのです。また問題集などには公式を発見した人のコラムが載っていることがありますが、ここも読んでみるとその公式への関心が高まるかもしれません。また「やり方は一つではない」ということを覚えておいてください。数学の多くの問題には別解なるものが存在します。例えば、ある問題において、別解も含めて3つの解法があったとしましょう。それを見たとき、単純に、そのうちの1つを覚えればいいというわけではありません。それらの解法はどこが利点・欠点なのかを知り、問題に応じて使い分けられるようになることが目標です。それぞれの「やり方」には意味があるはずです。数学において「やり方・公式の意味を知ること」は、数学を得意科目にする第1歩となることでしょう。


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大学受験勉強法メディア編集部

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