- 国語
- 2016-2-11
音読は繰り返しが重要！【国語編】偏差値６０以上を目指す大学受験勉強法
大学受験勉強における音読の重要性は、あなたも認識しているはずです。ただし、最も重要なのは音読を繰り返すことです。ここでは、国語の音読を繰り返すことに着目して、偏差値６０以上を目指す大学受験勉強法について紹介します。
まずはとにかく繰り返し音読する！
音読には、「音声情報により記憶が定着しやすくなる」「理解が早くなる」という大学受験勉強において非常に大きなメリットがあります。他にも、「集中できる」「コミュニケーション能力が養われる」「感受性が豊かになる」といったメリットもあります。国語の現代文、古文、漢文も音読により飛躍的に力を伸ばすことができます。
文章を音読するといっても、最初はうまくできません。まずは、意味がわからなかったり、つっかえながらでもいいので、とにかく繰り返し音読することが大切です。それだけでも上達が見込めますし、繰り返し間違う部分が弱点だとわかります。
繰り返し音読しているうちに、何度読んでも意味がわからないとか、つっかかりやすい箇所が明らかになってきます。このような箇所はチェックしておいて、意味を調べたり、つっかかる原因を分析しましょう。これらの箇所は、あなたの弱点であり、学力アップする可能性がある部分です。しっかりと弱点を把握した上で、該当箇所を重点的に音読し、スラスラ読めるようになったら再度全体を通して音読するという流れで進めていきます。
また、文章全体をスラスラ音読することができ、自身の中に文章が定着してきたら、時代や地域などの文章の背景を調べてみてください。文章の深い理解につながるとともに、一文一文と文章全体の関係性を把握することができます。
さらに、背景を把握した上で２、３回音読を繰り返せば、内容を理解しつつ背景をイメージしながらスラスラと音読することができるでしょう。しかし、音読はここで終わりではありません。「できることを繰り返す」のが重要です。完全に文章の構造まで自身の潜在意識に落とし込むのです。
とくに、古文や漢文を繰り返し音読することは、現代文と比べてもより有効な勉強法です。古文や漢文は、普段なじみがない分野ですから、音読をすることによって読むスピードも理解するスピードも飛躍的に向上させることができるのです。
また、古文や漢文では、現代の常識では想像しがたい唐突な展開が多々あります。たとえば、古文では、「歌を詠んだら仏が願いを叶えてくれた」「左遷されたのは前世のせい」というような古文常識ですね。音読をすることによって唐突な展開に慣れることができれば、試験でも使える知識を身につけることができます。
大学受験勉強法メディア編集部
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