- 現代文
- 2016-1-21
現代文で点数アップ⑦国語の勉強法【大学受験勉強】
国語の現代文に苦手意識を持っている受験生は意外と多いです。ここでは、現代文の大学受験勉強で点数アップするための国語の勉強法について、終盤の勉強に着目して紹介します。
現代文を得意にするためには、①知識力、②文脈力、③語彙力の基本の3つの力に加え、④解答力を鍛える必要があるというお話をしましたね。そして、現代文の勉強は、次の流れで進めていきます。
序盤:語彙力を鍛える
中盤:文脈力・知識力を鍛える
終盤:解答力を鍛える
終盤:解答力を鍛える
序盤、中盤の勉強を通して、①知識力、②文脈力、③語彙力の3つの力を習得できたら、いよいよ終盤です。終盤には、実際に現代文の成績を上げるために問題演習をして、④解答力を鍛えます。
センター試験対策には、センター試験の過去問が一番オススメです。代表的なのは「赤本」ですね。「赤本」は収録年数も多く、解説も十分ですから間違いないです。過去問の勉強法では、まず過去問集を2つ用意します。赤本を2冊用意するのが困難であれば一方はインターネットで配布しているページもありますので、そちらでも構いません。
一方は書き込み用として使い、問題を解くときや解説を読んで気付いたことなどがあれば書き込んでいきましょう。つまり、これを見れば、問題を解くときの思考プロセスが一目瞭然になることを目標にします。
もう一方は、何も書き込まずにテスト用として使います。こちらの過去問を使って解答プロセスをスラスラと答えられるようになることが目標です。少なくとも10年分の過去問を完璧になるまでやり尽くしてください。ここまで出来るようになれば、正解の選択肢を選ぶ感覚が身について解答力が向上してきます。
二次試験や一般試験に現代文が必要な人は、志望校の赤本を解いてから、個別対策に進みましょう。
解答力を鍛えるポイント!
現代文の問題を解く上で注意しておきたいことは、一度答えを知った後に反復する気がなくなるということです。たとえば、クイズ番組で「正解はCMのあと!」と言われると、あなたはCMのあいだクイズの正解は何なのか考えますね。ところが、CMがあけて正解発表されたあとは、そのクイズの正解が何なのか考えることはまずありません。
つまり、現代文の問題を解いているあいだは「正解は何か?」と考えていますが、問題を解き終わって解答を確認したあとは正解について興味がなくなり、考えることがなくなってしまいます。しかし、ここで考えるのをやめてしまってはいけません。現代文の解答力を鍛えるのは、正解を知ったときではなく、「正解は何か?」と正解を求めて考え続けているときなんです。
隙間時間にも過去問について考えられるように、過去問をコピーして持ち歩き、ことあるごとに「正解は何か?」と考えるクセをつけておくといいですね。普段の生活の中でもふと問題について考えてしまうところまで行けば、もう潜在意識にまで問題について考えることが浸透しています。
しかも、常に考えることが潜在意識に浸透していれば、頭の中で他の科目との関連付けもできてきます。これによって、複数科目間での点数アップの相乗効果も期待できますね。
大学受験勉強法メディア編集部
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どれだけいい予備校に通っても、いい参考書を使っても、時間ばかりかかって身に付かない勉強法でやっていては、いつまでたっても結果は出ません。
今すぐ正しい勉強法を身につけて、志望校合格を勝ち取りましょう!
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