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  4. 現代文で点数アップ⑥国語の勉強法【大学受験勉強】
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現代文で点数アップ⑥国語の勉強法【大学受験勉強】

現代文で点数アップ⑥国語の勉強法【大学受験勉強】

国語の現代文に苦手意識を持っている受験生は意外と多いです。ここでは、現代文の大学受験勉強で点数アップするための国語の勉強法について、中盤の勉強に着目して紹介します。


現代文を得意にするためには、①知識力、②文脈力、③語彙力の基本の3つの力に加え、④解答力を鍛える必要があるというお話をしましたね。そして、現代文の勉強は、次の流れで進めていきます。
序盤:語彙力を鍛える
中盤:文脈力・知識力を鍛える
終盤:解答力を鍛える

中盤:文脈力・知識力を鍛える

文脈力・知識力を鍛えて網を張る現代文の問題に正答するためには、問題が引っかかる知識の「網」を作っていかなければなりません。クモの巣のイメージです。そして、この網をつくるのが、横糸:文脈力と縦糸:知識力です。この網を大学受験の現代文という枠の中で最大限大きく張り、網の目をまんべんなく細かくしていくのが中盤の勉強です。

序盤の語彙力は、いわば縦糸と横糸の交差点です。点だけでは、漢字の問題を除けば問題が引っかかることは難しいですね。この点を縦糸と横糸で縦横無尽につないで、問題が引っかかる網を作っていくのです。

「網」をつくるためには、少なくていいので、現代文の問題を徹底的に理解することに努めてください。「徹底的に理解する」とは、問題文及び設問の意味、筆者の言いたいこと、出題者の意図を正確に理解するということです。また、問題文や設問中に出てくる語彙、知識、文脈をまるごと吸収する(頭の中にまるごとコピーする)ということです。

実は、大学受験の現代文の問題パターンは、十数種類しかありません。ですから、たとえばその十数種類を含む30問の問題をやり尽くせば、大学受験の現代文の範囲の「網」を網羅的に作ることは可能なんです。ただし、何度も何度も繰り返して「徹底的に理解する」ことを忘れないでください。200問の問題を1回ずつ淡々とこなすより、30問の問題を「徹底的に理解する」方が格段に点数を伸ばすことができます。

ここでオススメの教材を紹介しておきます。
『田村のやさしく語る現代文』田村秀行(代々木ライブラリー)
『田村のやさしく語る現代文』田村秀行(代々木ライブラリー)

この教材をまるまる「徹底的に理解する」ことができれば、大学受験の現代文の範囲の「網」を張り、現代文ができる脳を作ることができますよ!


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大学受験勉強法メディア編集部

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