- 漢文
- 2016-2-17
漢文のポイント!国語の勉強法【大学受験勉強】

国語の漢文は古文と並んで普段なじみがない科目ですので、とっつきにくい印象を持っている受験生は意外と多いです。ここでは、大学受験勉強における国語の勉強法として、漢文のポイントに着目して紹介します。
漢文読解のポイント!
漢文読解のポイントは、以下の3つです。
①書き下し文にできる
②現代日本語訳ができる
③内容を理解できる
①、②は、句形を完璧に暗記し、『一目でわかる漢文ハンドブック』(三羽邦美 著、東進ブックス)などの参考書を読んで漢文に慣れていけば、徐々にできるようになります。
問題は③です。古文に古文常識というものがあったように、漢文にも現代人には想像しにくい漢文常識というものがあります。当時の文化や習慣などをある程度知っておかなければ、書き下し文や現代語訳ができても内容を理解できないという事態になってしまいます。
過去問演習!
過去問を解いて実戦形式に慣れていきましょう。過去問は、10年分は解いてください。そして、必ず採点をして、解説を読みます。とくに、間違った箇所は、解説を読んでなぜ間違えたのか分析しておく必要があります。つまり、間違いの原因が、①書き下し文ができていないのか、②現代日本語訳ができていないのか、③内容の理解ができていないのか、のどこにあるのかをはっきりさせます。
間違いの原因の分析ができたら、問題文全体を、書き下し文に直すとともに、現代日本語に訳します。そして、書き下し文を「音読」しましょう。繰り返し音読し、すらすらと読めるようになってからさらに10回程度音読を繰り返せば、その問題文はあなたのものです。
漢文は、満点を狙える科目です。ただし、国語全体で考えると、漢文の問題を解くのに割ける時間は15分程度です。解答スピードも意識した過去問演習を繰り返して、満点を狙っていきましょう!

大学受験勉強法メディア編集部
具体的には、実際に効果があった勉強法や、受験生のためになる受験に関するお役立ち情報を発信していきます。
大学受験勉強は勉強法が命です。合格を勝ち取る受験生は、結果が出る勉強法で勉強しています。
どれだけいい予備校に通っても、いい参考書を使っても、時間ばかりかかって身に付かない勉強法でやっていては、いつまでたっても結果は出ません。
今すぐ正しい勉強法を身につけて、志望校合格を勝ち取りましょう!

最新記事 by 大学受験勉強法メディア編集部 (全て見る)
- あなたは解ける?大学受験勉強を始める前の実力チェック - 2017年7月15日
- 【必読】最速で英単語を暗記!英単語の覚え方! - 2017年5月26日
- 科目別勉強法概要④理科・社会 - 2016年11月17日