- 浪人生
- 2015-12-25
夏休みに差が出る!浪人生の予備校活用術と大学受験勉強!

大学受験勉強は同じ時間を使っていてもやり方ひとつで成果が変わってきます。特に、夏休みは現役生が勉強に加速をかけてくる時期です。常に大学受験勉強に向かっている浪人生はメリハリをつけるため、夏休みの時期、しっかりと締めていきたいものです。ここでは、夏休みの予備校の活用術について紹介します。
夏期講習に期待し過ぎは注意!
予備校の夏期講習は、常に大学受験勉強に向き合っている浪人生にとって、メリハリをつけるいい機会です。しかし、夏期講習に過度の期待をしてはいけません!夏期講習に行くだけで点数が取れるようになるなら、みんな点数アップしているはずです。勉強するきっかけになればいい程度の理由で講習を受けるのもムダに終わります。
実際、夏期講習で扱う内容くらいなら、自分でやったほうが早くマスターできます。なぜなら、夏期講習では、大人数に対して個々人の分かるところも分からないところもまとめてやりますからね。自分で分かるところを飛ばして勉強する方が時間の短縮になります。
では、なぜ夏期講習を受けるのか?人それぞれありますが、明確な目的意識を持っていないと、だらだらと勉強した気になるだけです。夏期講習を受けるのなら、目的意識をはっきりとさせてください。
例えば、夏期講習で周りの受験生の刺激を受けて大学受験勉強を加速させる。自分だけでは理解しづらい内容の講座を受ける。という目的が挙げられますね。
自分のペースをしっかり!
予備校、塾などの夏期日程は取り過ぎないように注意が必要です。なぜかというと、自分のペースが作れなくなるからです。
前述しましたが、明確な目的意識を持って受ければとても有効です。ただ、どれだけいい講義を聞いても、ただ聞いているだけでは、勉強のきっかけ作りにはなっても直接学力を伸ばす要因にはなりません。授業を聞いて、ノート書くようなレベルや勉強量で模試に反映されるなら苦労しませんね。
ましてや、夏期講習の内容は、大学受験の内容を高速で一通りやる内容が多いので、あなたにとって必要な勉強だけをする場ではありません。
ですから、「みんな受けるからとりあえず」で受けるくらいなら必要ありません。全講座取って、夏休み期間は夏期講習で手一杯なんてことになると、必要な勉強の時間が奪われてしまいます。
夏期講習では、あなたが自分だけでは理解できない内容、弱い内容に関する必要な講座だけをとってください。大学受験勉強は、自分が分からないこと、自分に足りないことを理解、記憶し、実際に演習することで成果につながります。自分の勉強のペースの中に必要な講座を取り入れて、弱いところを強化することが大切です。
参考までに、夏休みの期間でやっておかなければいけない範囲の例です。
英語
・単語集1冊、熟語集1冊
・ネクステレベルの完成、ソクタンレベルの英文ならスラスラ読める程度。
・自分の現在地をつかむため、志望大学の過去問研究。
・センターレベルの模試の過去問を最低10回。
数学
・チャートレベルを網羅し、例題は瞬時に解けるように仕上げる。
・センターレベルの模試の過去問を最低10回。
・受験問題集を2周させておく。
国語
・センター過去問を、自力で解く。
・早稲田大学の国語を解く。
理科、社会
・模試で70点前後取れる知識を作っておく。
ここまでやることを考えれば、必要のない講座を取っている暇なんてないはずです。今一度、しっかりと自分のやるべきことを考えて行動に移してみてください!!

大学受験勉強法メディア編集部
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