- センター国語
- 2016-1-20
高得点へのポイント⑧国語のセンター試験対策【大学受験勉強】
ここでは、大学受験勉強において、国語のセンター試験対策と高得点へのポイントについて紹介します。
過去問を繰り返して次の読解へ活かす!
センター試験直前期にかけて、センター試験の予想問題集を解くつもりの受験生も多いと思います。しかし、国語に関しては、予想問題は最後の本番シミュレーションでの使用に留めておくべきなのです。
センター試験の国語の問題は、よく練られた良問と言われ、国語の勉強にセンター過去問は必須です。受験生にとって、過去問は最大の武器です。欲張って予想問題に手を出すより、過去問を繰り返し解いて理解を深めた方が、効果が大きいのです。過去問を何度も反復することについて、「答えを覚えてしまっているので意味がない」という考えもあるかもしれません。しかし、一度や二度読んだところで、問題文について深く理解することは不可能です。ましてや、選択肢の細部まで分析することはできません。
好きなマンガや小説、映画を何回も見て、3度目や4度目に新しい発見をすることってありますよね?国語の入試問題でも同じで、見るたびに新しい発見があります。「この表現は何を意味するのだろう」「この選択肢はど紛らわしいけど何を意図しているのだろう」「なぜ間違ったのだろう」「なぜこの選択肢が正しいのだろう」など、あらゆる角度から問題文や選択肢を見直すことで、一度解いただけではわからなかったことに気付くはずです。このように、過去問を何度も何度も繰り返すことには意味があるんです。予想問題も試験には有効ですが、過去問を反復することを優先しましょう!
そして、大切なのは、過去問を何度も反復して得た「気付き」を、次の過去問演習に活かしていくことです。試験本番で一歩踏み込んだ読解が出来るかどうかは、それまでにどれだけ深い読解を重ねてきたかにかかっています。答えがわかってしまっているからと過去問の反復をサボるのではなく、何度も反復した先にある「気付き」を試験本番で活かせるよう、反復演習を怠らないでくださいね!
大学受験勉強法メディア編集部
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