- 数学
- 2016-2-9
攻略!数学の勉強法【大学受験勉強】
数学に苦手意識を持つ受験生は多いですね。ここでは、大学受験勉強において数学を攻略すべく、数学の勉強法について紹介します。
数学攻略のカギは狭く深く!
数学の勉強では、広い範囲を学習するより、まずは一分野に絞ってその分野を得意にしていくような、狭くとも深い穴を掘る学習が学力アップのカギです。一箇所ずつ深い穴を掘ることで、穴は徐々に広くなるものです。つまり、数学は分野間の関連が強いため、一分野ずつ理解を深めてできるようにすることで、その勉強が複数分野に広がったある時点から、加速度を上げて分野間にわたった広く深い理解につながっていくのです。
そして、数学が得意というのは、深い穴をどれだけ多くもっているかで決まります。浅く広い穴ではどの分野でも高得点が取れませんが、深く小さい穴を掘った分野は高得点を取ることができます。それが数学が得意という潜在意識を作り、他の分野のやる気を作り、学習のスピードアップにつながるのです。
まずは、「これはできる!」という一分野を作ることが数学を得意にするカギです!
数学が苦手な人が始めるのは「数と式」!
一分野をできるようにするといっても、何から始めればいいのか分からないという数学が苦手な人は、まず「数と式」、とくに「因数分解」と「展開」からはじめてみてください。この分野は、中学レベルの関数や図形がわからなくても取り組める分野だからだからです。
さらにこの分野は、数学を学ぶうえで非常に重要な2つの考え方のうちのひとつを学ぶことができます。その考え方とは「具現化」です。実際に数字を入れてみて展開することで法則性つまり因数が見えてくる。このように、具体的な数値を入れて確認していく工程は、数学を勉強するうえでもっとも重要な考え方のひとつです(帰納的学習)。
「因数分解」と「展開」は、高校数学においてなくてはならないといっても過言ではない分野であるにもかかわらず、これまで数学がまったくできなかった人でも短期間でできるようになります。モチベーションのうえでも「数学ができるようになった」という自信がやる気を継続させやすくするのです。
次に取り組むのは「二次関数」!
次に取り組むべき分野は「二次関数」です。二次関数は、数Ⅱ以降に絶対に外せない関数的な思考を学ぶ最重要分野です。二次関数を大学受験勉強の早い段階でマスターすることができれば、苦手だった数学を加速的に伸ばす力を手にいれることができます。
そして、二次関数を学ぶ上で重要なのが、文字式とグラフの相互変換です。この相互変換ができるようになってはじめて二次関数を理解できたと言えます。生きた数学を実感することができるのです。このように、問題で提示された関数がどのようなグラフを描くのかを正確に把握することが、現代文の「事象の構造化」に該当します。事象の構造化は、数学の学習でもっとも重要な2つ考え方のうちの2つ目です。
数学は、二次関数を理解できれば確実に得点源となる科目になります。そして、二次関数以降は、教科書や参考書の順番に他分野を学習していけばよいでしょう。
大学受験勉強法メディア編集部
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