- 数学
- 2016-2-2
予備知識〜数学には「センス」が必要?【大学受験勉強の準備】
数学には、「センス」やひらめき力が必要と思っていませんか? 実は、「センス」が必要な問題というのはそれほど出題されません。ここでは、大学受験勉強の準備の予備知識として、数学の「センス」についてお話しをします。
数学は「センス」がなくても解ける!
大学受験勉強において、数学の問題を解くには、数学の「センス」が必要だと思っている受験生が多いようです。「もともとセンスがないから」「自分は文系だから」と敬遠し、数学ができる人=頭がいい人と思われがちですね。たしかに、とび抜けた数学のセンスを持っている受験生がいるのは事実ですが、そういった特殊な解法をひらめくセンスがないと解けないような問題は、難関大であってもまず出題されません。
たしかに、数年前の難関大学の入試問題では、じっくりと考えることを要求される難問が出題されることもありました。といっても、現在の数学の入試問題が易しくなったわけではありません。問題1問ずつを見てみると、しっかりと大学受験勉強に取り組んでいれば解ける問題が多いのですが、すべての問題を試験時間内に解き切るのが難しいのです。一つ一つの問題をじっくりと考える一昔前の方法で今の入試問題に取り組んでいては、それこそ試験時間内には終わりません。
現在の数学の入試問題では、その場で解法を考えるのではなく、過去問演習でいくつもの解法パターンを身に付けておき、覚えた解法パターンを当てはめ、組み合わせて解くという方法が必要なんです。これは、難関大でも同様で、覚えた解法パターンを当てはめ、組み合わせれば解ける問題が大半を占めています。
「数学は頭が良くて、センスがある人じゃないと解けない」と諦めないでください。数学は、過去問を繰り返し解いて解法パターンを蓄積していくことで、高得点を取れるんです!
大学受験勉強法メディア編集部
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