- 大学受験対策
- 2016-2-28
「何が分からないのか」を知る!【大学受験勉強の準備】
大学受験勉強を進めるためには、「何が分からないのか」を知る必要があります。ここでは、大学受験勉強の準備として「何をすればいいのか」に焦点を当ててお話しします。
何をすればいいか分からない?
「あなたはなぜ勉強が苦手なのですか?」
勉強が苦手な人は、この質問に明確に答えられないことが多いです。この質問に対して明確に答えられれば、その課題を解決する勉強をすればいいのですから。
勉強が苦手な原因というのは、「何がわからないのか」「どこがわからないのか」がわかっていないことにあります。つまり、自分が分かっていないポイントが明確になっていないために、何から手をつけていいのか分からず、勉強をしなかったり、やみくもに勉強を進めてしまうのです。
大学受験勉強を始める前には、まず、「入試までにどのくらいの期間があって」「どんな勉強をどのくらいする必要があって」「今できることと、できないことが何なのか」「どの順番に」「どこを重点的に進めていけばいいのか」をしっかりと把握する必要があります。これらを理解することが効率的な勉強の第一歩です。
大学受験勉強のはじめに、ここをしっかりと掴んでおかないと、できる箇所ばかりをやって弱点がそのままになってしまったり、やっていない範囲が出てきたりしてしまいます。
これを解決するためには、勉強の細分化をすることが重要です。まずは単元ごと、さらに単元の中で区切りのいいところで分割していきましょう。
次は確認作業です。分割した範囲ごとに、理解できているかを確認していきます。ここで注意しておきたいのは、確認作業の目的は分からない範囲を理解できるようにすることではなく、知ることです。分からない範囲を見つけても、チェックしておくだけにして、テンポ良く進めていきましょう。
これは、大学受験勉強の準備です。この作業をやっておくことによって、強弱をつけた効率の良い勉強ができます。また、確認作業の際に分割した範囲をリストにしておくことで、大学受験勉強を進めていく段階で、どの範囲の勉強をやったか確認するチェックリストとしても活用できます。勉強の見える化ですね。このチェックリストに、やった日付、復習回数、理解度を記録しておけば、大学受験勉強の進捗が一目瞭然です。
大学受験勉強法メディア編集部
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大学受験勉強は勉強法が命です。合格を勝ち取る受験生は、結果が出る勉強法で勉強しています。
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