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合格最低点の得点配分!【大学受験勉強の戦略】

合格最低点の得点配分!【大学受験勉強の戦略】

大学受験勉強には戦略を立てることが重要です。ここでは、合格最低点の得点配分の考え方についてお話しします。


点数戦略!

点数戦略!大学受験勉強には「点数戦略」が欠かせません。科目の「得点率」の傾向や自分の得意・不得意を考慮して、合格するのに必要な点数を、どのような配分で(どのような科目や出題分野で)取っていくか、あるいは捨てるのか」を考えていくことが大切です。

たとえば、英語・日本史・国語の3科目がそれぞれ100点ずつ合計300点満点あり、合格最低点が180点なら合格できる大学を受験するとします。
そこで、過去問を解いてみたところ、あなたの得点が英語50点、日本史70点、国語20点でした。つまり合計140点で、合格最低点に40点足りません。

では、足りない40点をどのように補っていくべきでしょうか。3教科すべてを底上げして60点取れるようにして、合格最低点180点を確保する点数戦略もあるでしょう。

しかしながら、この戦略だと、20点の国語を60点まで引き上げるのに時間がかかりそうです。なにより、国語は短期間で点数を上げることが難しい科目です。一方、日本史は高得点を狙う受験生が多いため、頑張って80点付近まで点数を上げることができたとしても、それ以上の高点数を取ろうとすると、相当な労力が必要であり、非効率的です。

また、点数戦略は、志望校の傾向によって変わってくるものです。たとえば、日本史の難易度が高い早稲田大学などの大学を受験する場合は、そもそも70点以上の高得点を取る受験生が少ないため、日本史が得意な人と不得意な人との差がつきにくいという特徴があります。つまり、このような大学では、標準的な参考書を勉強して簡単な問題を落とさないようにすることができれば、戦略としてそれ以上の掘り下げた勉強をしないということも考えられます。これを考慮すると、国語の対策に時間を割き、日本史の勉強を最小限にとどめるという点数戦略が望ましいという結論を導き出せます。
つまり、偏差値が高かったとしても、合格最低点が取れていなければ合格できません。ですから、「点数戦略」は、偏差値よりも合格最低点で考えることが大切です。得点率に注目すれば、何に重点を置いて勉強し、何を捨てるかという点数戦略が見えてきます。


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大学受験勉強法メディア編集部

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