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相手を知れば難関大も怖くない!【大学受験勉強の戦略】

相手を知れば難関大も怖くない!【大学受験勉強の戦略】

大学受験勉強の戦略として重要なのは、相手を知る、つまり志望大学の試験の傾向を知ることです。ここでは、大学受験勉強において相手を知ることについてお話しします。


相手を知れ!

相手を知れ!東大、志望大学の傾向「東大」と聞くと、ほとんどの受験生が「膨大な難しい勉強をしなければいけない」「無理だ」「今からでは間に合わない」と思っているのではないでしょうか。たしかに、東大は日本の最高学府ですし、レベルの高い受験生が集まります。しかしながら、「相手を知る」ことによって、チャンスを見いだすことができるのです。

たとえば、東大の日本史より、センター試験の日本史のほうが覚えることがたくさんあることを知っていますか? また、東大の英文解釈より、京大の英文解釈のほうが出題レベルは上なんです。こういった事実があるのに、多くの受験生が「東大が一番むずかしい」という先入観を持っているのは、「相手を知る」ことができていないからです。

英語について話しますと、東大の英語が「むずかしい」としたら、それは出題レベルが高いからではなく、量が多いためにスピードを求められるからなんです。もし、あなたが「京大」を目指すのであれば、『ポレポレ 英文読解プロス50』(西きょうじ著、代々木ライブラリー)などの英文読解の参考書を徹底的に読み、理解する必要があります。一方、東大を目指すなら、英文読解の参考書を読むよりも演習に時間を割くべきです。というのも、東大の英語は京大ほど難しくないからです。誤解のないように言い換えると、東大の英語は、質より量、知識より情報処理スピード重視の問題が出題されるからです。

大学受験の英文読解の最近の傾向は、文章は長いけれども文章のレベルはそれほど高くないのです。ところが、これが京大になると話は違い、文章は短いけれども文章のレベルが非常に高いのです。

つまり、東大を受験するのに難しい構文を解読するような英文読解の知識を深める勉強をしたり、京大を受験するのに超長文を短時間で解く演習を繰り返す勉強をしていては、的外れになってしまいます。しっかりと志望校の傾向を把握した(相手を知った)上で、そこに向けた勉強をする必要があります。


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大学受験勉強法メディア編集部

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