- 大学受験対策
- 2016-1-18
受験勉強は繰り返し!
「できる」ようになっても、繰り返さなければ本当の意味で身に付いたとは言えません。ここでは、できるようになってから、さらにできることを繰り返し練習する勉強法について紹介します。
できることを繰り返し!
時間内に、満点が取れて、即答できるようになれば素晴らしいです!本当によく勉強したのだと思います。ただ、その時だけできれば完璧にできるようになったと言えるんでしょうか。できるようになったことも長い時間触れなければ忘れてしまいます。特に受験勉強では長期にわたって知識や実力を維持していく必要があります。
できる人は、できるようになったことをさらに繰り返しています。
以下の3つの状態が完全にできるようになるまで、繰り返し練習を続けます。この繰り返し練習は、特に語学系の勉強に有用です。
①スラスラ読める
②意味を把握できる
③何度も繰り返し
①スラスラ読める
「できることを繰り返し」練習するのは、国語や英語の音読などで行う方法です。例えば、英語の教科書を音読するときに、できる人はスムーズに読み進めますね。スムーズに読み進めることによって、ますます英語のリズムに慣れて、読解やリスニングにも強くなっていきます。反対に、読み間違えたりつっかえたりする人は、ただ早く読もうとしているだけのことが多いです。この原因は、「だいたいわかっている」という認識のままの状態でそのままにしている点にあります。読み方(発音)、区切り、リズムがしっかり分かり、身についていないとスラスラとは読めないのです。
繰り返し練習をしてスラスラ読めるようになると、ただ読み流しているのではなく、分かっている単語や熟語、一文一文が頭に入ってくるようになります。まずこのレベルに到達しましょう!少し勉強の見通しが変わってきますよ。
②意味を把握できる
音読をスムーズにできる人は、文章の意味を把握しつつ読んでいます。英文なら意味を調べてから音読するため、読みながらその意味を把握できます。そして、意味を把握した上で繰り返し読めば、文章の要点が見えてきます。要点を理解することができれば、テストでも問われていることに対して的確に解答することができますね。また、それは知識となり、他の文章を読むときにより理解しやすくなっていきますし、その知識を使った応用をすることができます。
意味を把握しつつ読めないという人は、一旦、その教材が自分の学力レベルに合っていないのかもしれません。まずは自分にあったレベルの教材からスタートして土台を作ってください。その教材で意味を把握しつつ読めるようになれば、ステップアップしていきましょう。
③何度も繰り返し
小学校のときに「何回繰り返しさせるんだ?」というくらい九九を唱えていたのを覚えていると思います。今でも覚えていますね。繰り返せば繰り返しただけしっかりと記憶に定着します。
英文でもそうです。何度も何度も「これでもか!」というくらい繰り返した例文の数が多い人は、英語ができます。「何度も繰り返し」これに尽きます。
大学受験勉強法メディア編集部
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