- やる気
- 2016-2-19
「見切り」も大切!【大学受験勉強のメンタル】
当たり前ですが、試験には制限時間がありますから、各問題にかける時間の配分が重要です。ここでは、時間配分とその問題の「見切り」についてお話しします。
「見切り」をつける作法!
試験本番では、言うまでもなくその問題にどれくらいの時間かけられるかという時間配分が大切です。そして、試験の時間配分は、過去問からどんな種類の大問がいくつ出題されて、その大問の中で設問がいくつ出題されるかという傾向がある程度わかっていますから、その傾向に基づいて目安をつけておくことができます。
もっとも、稀にですが、試験の傾向が変わって大問の数や種類が過去問とは異なることもありますから、試験本番では開始と同時に全ての問題にざっと目を通すことが必要です。このとき、大問の内容を見て解答時間の目安をメモしておき、だいたいの時間配分を決めます。もちろん、見直しの時間は余分に確保しておいてくださいね。
さらに、問題を見ても解き方が見えない場合にはどれくらいで切り上げるか、つまりその問題に「見切り」をつける見切り時間も決めておきましょう。というのも、試験本番になると、やはり一問一問しっかりと解ききってしまいたいという気持ちが出てきてしまいます。一番危険なのは、「解けそうでなかなか解けない問題」です。こういった問題に粘って時間を使いすぎてしまうと、自身の実力で解ける問題に使う時間がなくなってしまったり、時間が少なすぎて焦って本来の実力を発揮できないという事態に陥ってしまいます。
こういった問題にあたってしまったときでも、「もう少し考えれば解き方が分かるかもしれない」「ここまで考えたんだからもったいない」という気持ちを抑えて、いったん見切り時間で「見切り」をつけて次の問題に進みましょう。
たとえば、大問の時間配分が15分だとすると、見切り時間は5分というように決めておきましょう。解き方が分かった問題は15分以内に解くことを目標にして、解き方がわからない問題はいったん5分で「見切り」をつけて次の問題に移るという決まりを自分に課すのです。
そして、解けていない問題は、見直しの時間に再度チャレンジしてみてください。見切りをつけた問題の時間分(上の例なら15分ー5分=10分)が余分に残っていますから、この時間を使ってじっくり考えましょう。粘って考え続けるより、いったん問題から離れて再度チャレンジした方が、新たな考えが浮かんでくることもありますね。「見切り」をつける勇気も大切ですよ。
大学受験勉強法メディア編集部
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