- やる気
- 2016-2-22
いつものルーティーンで集中!【大学受験勉強のメンタル】
集中するまでに時間がかかる人いませんか? 勉強の段階ではそれほど問題はありませんが、試験本番となると集中するまでに時間がかかるからなどと悠長なことは言ってられません。ここでは、大学受験勉強のメンタルとして、集中するまでのルーティーンを作っておくことについてお話しします。
ルーティーンで頭に合図!
試験本番では、試験開始の合図と同時に一気に集中して頭をフル回転できる状態に持っていかなければいけません。そのためには、普段から頭を一気に集中モードに切り替える練習をしておきましょう。具体的に言うと、頭に対して「この合図があったら集中するんですよ」と教え込んでおくのです。この合図を、ここでは「ルーティーン」と呼びます。
たとえば、テレビで見るバレーボールの試合では、サーブを打つ前にボールを床に何回か打ちつけたり、深呼吸したりするのをよく見かけます。ボールを床に打ちつけているのは、なにもボールの感触を確かめているのではなく、集中するためのルーティーンです。おそらく、ボールを床に打ち付ける回数も人それぞれですが決まっているはずです。他にも、野球選手なら打席に入るまでの一連の流れ、力士なら土俵に立つまでの一連の流れをルーティーンにしているプロが多いです。
では、受験生が試験を受ける前に集中するためのルーティーンとは、どんなものでしょう。なんでも良いのですが、席に着いたまま行えるものがいいですね。「目をつむって深呼吸を3回する」というような行動でも良いですし、「鉛筆と消しゴムを決まった場所、順番に並べる」という形式的なものでも構いません。もしかしたら、すでにやっているものがあるかもしれませんね。
大切なのは、「ルーティーンをやったあとに集中する」という習慣を普段から作っておくことです。そもそも習慣になっていなければ、いきなりやっても集中できません。要は、潜在意識でルーティーンを集中の合図として認識できるまで繰り返しておくのです。勉強し始めるときに「ルーティーンをやらないと気持ち悪い」と思えるくらいになれば完璧です。
試験本番では、いつもと違う環境と「本番」というプレッシャーから、不安と緊張に苛まれてしまいがちです。しかし、このルーティーンをすることによって、頭が「いつものだ」と感じれば、気持ちを落ち着かせてスッと集中モードに入ることができます。開始直後から頭をフル回転させて、試験時間を最大限有効に使いましょう!
大学受験勉強法メディア編集部
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