- やる気
- 2016-3-3
割切り力!【大学受験勉強のメンタル】
完璧な状態で試験本番を迎えられればいいのですが、ほとんどの受験生が不安を残したまま試験に挑みます。そこで、ここでは、大学受験勉強のメンタルとして、割切り力についてお話しします。
直前期の仕分け!
試験直前期に「もうやり残したことはない」「全く不安はない」と言える受験生は、なかなかいませんね。この状態で試験に挑むことができれば悩む必要はありませんが、やっていない箇所やあやふやな箇所が多いと、「あれもやらないと」「これもやらないと」とキリがありません。
試験直前期には、「やるべきこと」や「やっておきたいこと」が残りの期間に対してキャパオーバーになってしまいがちです。そして、「やるべきこと」を全てやろうとして、結局全て中途半端で終わるというのが一番怖いのです。そこで、大切なのが「試験までにやるべきこと」と「あきらめること」とに仕分けする「割切り力」です。
試験直前期に「あきらめること」とは、これまでにやっていない範囲です。やっていない範囲ややっていない問題があると、「やっておかないと」と思ってしまいがちですが、全く手をつけていない内容を理解し、身につけようと思うと時間がかかってしまいます。ただでさえ、網羅的に復習をする必要がありますから、これは合格最低点を確保する観点から言うと非効率です。試験直前期にこれまでにやっていない範囲が出てきても潔くあきらめ、これまでやってきた範囲をより確実に得点できるよう復習に専念しましょう。
たとえば、2〜3割のやっていない範囲があったとしても、残りの7〜8割の範囲を完璧にして得点すれば、合格最低点を確保することはできます。
当然ですが、「やらなくてもいいこと」は確実に削ってください。この仕分けに加えて「あきらめること」を割り切って捨てることによって、試験本番にできる問題で確実に得点し、合格を勝ち取ることができるのです。
大学受験勉強法メディア編集部
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