- やる気
- 2016-2-19
試験問題を利用して頭を切り替える!【大学受験勉強のメンタル】
入試は長時間にわたるものですから、どうしても中盤、終盤で頭の回転が落ちてくることがあります。ここでは、大学受験勉強のメンタルとして、試験中に問題を利用して頭を切り替える方法についてお話しします。
問題で頭を活性化!?
試験の戦略として、簡単な問題、得意な問題、解けそうな問題から解いていくというのは、有名な方法であり、有効な方法です。試験直前期にも、このような戦略を意識して過去問を解く練習をする必要があります。もっとも、これは決まりではありませんから、自身に合った方法を採用するべきですし、試験本番では臨機応変に対処することが大切です。
たとえば、簡単な問題、得意な問題、解けそうな問題をすべて解き終えてから、難しそうな問題にチャレンジしてしまうと、試験の中盤から終盤にかけてしんどい問題が続いてしまいます。そうすると、行き詰まってしまったり、頭の回転が落ちてしまうこともあります。そこで、頭を切り替えるために解ける問題をわざと残しておくのも一つの方法です。
つまり、中盤から終盤にかけて解く時間のかかる問題や難しい問題の合間に、一つ解ける問題を挟むことによって、頭を切り替えてリフレッシュさせるのです。そうすれば、一度落ちた頭の回転が復活して、調子のいい状態で時間のかかる問題や難しい問題に取りかかれますね。
これは、タイプの異なる問題を解いていくというのと同じ手法です。たとえば数学であれば、単調な計算問題とグラフや図形を描く問題、長文問題を交互に解いていくというように、タイプの異なる問題を利用して頭を切り替え、常に高い集中力を維持することができます。好きだったり、簡単にできることでも、そればかり続けていると飽きが出てきますよね。
また、「解けそう」と思って取り掛かった問題でも、意外に手こずって時間がかかりそうなこともあります。このようなときは、設問の区切りのいいところで次の大問に進んで、頭を切り替えるのも得策です。残りの設問は、見直しの時間に回してしまいましょう。もし、最初に決めた時間配分を超えても解ききれそうな問題であれば、時間を超えていても解き切ることに集中しましょう。解ききってから時間配分を修正すれば問題ありません。
戦略や時間配分は、あくまで予定です。これに執着して不安になったり焦ったりするのはもったいないですね。臨機応変に対応できる柔軟さが大切です。
大学受験勉強法メディア編集部
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