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- 2016-2-2
予備知識〜睡眠時間を削らない!【大学受験勉強の準備】
あなたは睡眠時間を削って大学受験勉強をすれば合格すると思っていませんか?もちろん勉強時間を確保することは大切ですが、睡眠時間を削って勉強時間を確保することが合否を決するというような考えはもう古いです。ここでは、大学受験勉強の準備の予備知識として勉強時間についてお話しします。
四当五落は捨てろ!
あなたは「四当五落」という言葉を知っていますか? 睡眠時間が4時間の受験生は合格し、5時間の受験生は不合格になるという意味です。つまり、勉強時間で大学受験の合否が決まるという価値観があったんです。できるだけ睡眠時間を削って大学受験勉強にあてることが合格への近道であるとされていました。
しかし、睡眠時間を減らして勉強時間を確保することが合否を決するなんて考え方はもう古いです! 最近の難関大学合格者に話を聞いてみると、まったく逆の傾向が見えてくるんです。偏差値が高い大学の合格者ほど、睡眠時間を長くとっているのです。毎日8時間以上しっかりと寝ていたという東大合格者もいます。もっとも、当たり前のことですが、睡眠時間を多くとれば合格するということではありませんよ。
これはなぜだと思いますか? 睡眠時間を削って勉強時間をもっと長くとった方が有利だと思うかもしれません。たしかに、「正しい用語を選べ」というような形式の問題ばかりが出題されるならば、単に暗記だけをすれば良いですから、睡眠時間を削ってでも勉強時間をとればとるほど合格に近づくかもしれません。しかしながら、最近のセンター試験や一般入試、二次試験でもこういった問題はほとんど見られません。とくに、難関大の入試問題ではなおさらです。
もちろん、難関大の入試にも知識問題はあります。しかしながら、正しい用語を選ぶような問題ではなく、用語に関する知識について正確さや深さを問うような問題が出題されています。つまり、正しい用語ではなく、用語に関する正しい記述を選ばせるのです。
このような出題形式の場合、睡眠時間を削った睡眠不足の状態では、集中力が低下し、暗記学習でも知識の定着率が低下してしまいます。つまり、知識の正確さを欠いてしまいますから、このような問題には対応できませんね。
勉強時間を確保することは非常に重要です。しかし、睡眠時間を削って勉強時間を確保するという方法は避けるべきですね。しっかりと睡眠時間を確保した上で、質の高い勉強をし、睡眠時間以外の部分から勉強時間を捻出するスタイルを意識していきましょう!
大学受験勉強法メディア編集部
具体的には、実際に効果があった勉強法や、受験生のためになる受験に関するお役立ち情報を発信していきます。
大学受験勉強は勉強法が命です。合格を勝ち取る受験生は、結果が出る勉強法で勉強しています。
どれだけいい予備校に通っても、いい参考書を使っても、時間ばかりかかって身に付かない勉強法でやっていては、いつまでたっても結果は出ません。
今すぐ正しい勉強法を身につけて、志望校合格を勝ち取りましょう!
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