- 準備
- 2016-2-12
予備知識〜入試で求められるのは?①【大学受験勉強の準備】
入試問題は、大学、学部によってさまざまで、時代の流れの中で変化してきています。しかし、共通して求められるものもあります。ここでは、大学受験勉強の準備、予備知識として、入試で求められるものについてお話します。
求められる勤勉さと教科書レベルの知識!
近年、大学入試のシステムは複雑化し、それに伴って難易度が変わってしまった大学や学部もあります。受験科目の組み合せにバリエーションが増え、入試問題にもさまざまな形式が登場しています。
新しいシステムや入試問題で大学が受験生に求めているのはどういう力なんでしょうか?仮に、昔と同じような力が要求されているのであれば、新しい傾向の問題を出題する必要はないはずですね。つまり、昔は必要とされていなかったかそれほど重視されていなかったが、今の受験生には求められ、身に付けなければならない力があるのです。
一方で、今も昔も変わらず必要とされている能力もあります。一つは「教科書レベルの知識」です。最近の難関大学の入試は、知識重視ではなくなっているものの、最低限の知識は必要です。言うまでもありませんが、考えるための基礎となる最低限の知識がなければ、応用問題の解き方を考えることもできません。
たとえば、英単語や英熟語を知らずに英文読解や英作文はできませんし、数学の公式や基本的な問題の解き方を知らないのに複雑な文章問題も解けません。
また、漢字や英単語、歴史の用語をそのまま答えさせるような知識問題であっても、範囲を網羅するためには相当な量の学習が要求されます。近年では少なくなっているものの、何の役に立つのかわからないような知識問題もあります。
このような問題に対する対策を含めて、受験生に共通して求められているものの2つ目は「勤勉さ」です。大学受験勉強という継続してまとまった量の学習を続けることができるかどうか自体が問われているのは、今も昔も変わらない事実です。
多くの受験生がこの「勤勉さ」のふるいにかけられて脱落していきます。大学受験に必要な科目数は難関大学になるほど多くなる傾向にあり、必要な学習量も多くなるので、求められる「勤勉さ」の基準も厳しくなっているのです。
大学受験勉強法メディア編集部
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