- 現代文
- 2016-1-21
現代文で点数アップ⑤国語の勉強法【大学受験勉強】
国語の現代文に苦手意識を持っている受験生は意外と多いです。ここでは、現代文の大学受験勉強で点数アップするための国語の勉強法について、序盤の勉強に着目して紹介します。
現代文を得意にするためには、①知識力、②文脈力、③語彙力の基本の3つの力に加え、④解答力を鍛える必要があります。3つの力を潜在意識に刷り込まれるまで習得した状態で問題演習に移ると、解答力が向上してぐんぐん点数がアップしていきます。今から現代文の勉強を始めるという人は、次の流れで勉強を進めることをオススメします。
序盤:語彙力を鍛える
中盤:文脈力・知識力を鍛える
終盤:解答力を鍛える
序盤:語彙力を鍛える
序盤の勉強は、退屈ですけど非常に大切です。中盤、終盤へと勉強を進めていくにつれて、序盤で作った知識の基礎が影響してきます、つまり、序盤の勉強がしっかりできていないと、せっかく中盤、終盤の勉強をしていても伸び悩んでしまいます。
序盤では、語彙力を鍛えるつまり漢字、現代文用語を覚えます。センター試験では、200点中の漢字の配点は10点しかありません。配点の低い漢字の勉強をするくらいなら読解の勉強をした方がいいんじゃない?と思うかもしれません。たかが10点、されど10点です。漢字1問2点、この1問の差で足切りされることもあります。それが10点あれば大きな差になります。また、語彙力は、現代文の基礎であり、問題文の読解にも大きく影響します。
「取れる点数は確実に取る!」これは受験でもどんな試験でも絶対です!
語彙力を鍛える!忘れない覚え方
まずは、1日に覚える量を決めます。例えば、1日に3ページ覚えると決めたら、以下のような流れで進めます。
1日目:1〜3ページ
2日目:1〜3ページの復習+4〜6ページ
3日目:1〜6ページの復習+7〜9ページ
4日目:1〜9ページの復習+10〜12ページ
5日目:1〜12ページの復習+13〜15ページ
つまり、毎日新しく覚える3ページと今までやったページの復習を並行して続けていきます。そうすると、1日目の1〜3ページを5日目には5回繰り返すことになります。6日目以降もこの繰り返しです。これだけ繰り返せば、覚えられそうですね。
ここで、30日目には、1〜87ページの復習+88〜90ページを覚えることになりますね。1日で90ページもやるなんて無理!と思うかもしれませんが、方法を用意しているので安心してください。
以下のように、反復回数によって勉強方法を変えていきます。
1回目:実際に書いて、正解すればチェックする
2回目:実際に書いて、正解すればチェックする
3回目:問題文や例文ごと音読する
4回目:問題文や例文ごと音読する
5回目以降:問題文、例文ごと黙読する、回数を重ねるごとにスピードを速くする
ここでポイントになるのは、3、4回目に「問題文や例文ごと」音読することです。漢字は、英単語と同様に文中で覚えてしまうのが効果的です。これは、四字熟語や慣用句も同様ですね。問題文や例文ごと音読することによって、漢字の使い方も身につきますし、文章自体の知識も身につきます。
そして、5回目以降の黙読の段階では、1ページあたり10〜20秒で反復することができますから、100ページの復習でも30分もかかりません。
覚え、定着させるのは「反復回数」にかかっています。「覚えられない」という人は、単に反復回数が足りていないだけで、反復すればどんな人でも覚えられます。地道な積み重ねが、中盤、終盤の勉強を加速させます。どうせやるならとことんやりましょう!
大学受験勉強法メディア編集部
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