- 現代文
- 2016-1-20
小説対策!心情把握を的確に②
ここでは、現代文の小説対策についてお話します。
論述問題
小説の問題では記号の問題だけでなく、論述形式の問題も聞かれることがあります。記号形式の問題の場合、答えが一つですので、自分の解答が正しいかどうかは一目瞭然です。しかし、一方の論述形式の問題というのは、解答と全く同じ答えを書く必要はなく、答えとなるポイントを抑えていることが重要になります。そのため、「だいたい合ってるからいいや」とか、「全然違う」など主観で正解かどうかを判断してしまいがちです。しかし、それでは一向に論述問題を答える力というのは成長しません。そこでおすすめなのが、自分で書いた解答を学校の現代文担当の先生に添削をしてもらい、それを何度も何度も繰り返すということです。自分で書いた解答の誤りを客観的に把握するのは、実は非常に難しいことです。添削を利用して、自分の弱点を手っ取り早くみつけましょう。さらに余力がある人には、記号問題を記述問題のように解答を作成し、その後記号を選ぶという訓練をやってみてもいいでしょう。最初のうちは非常に時間がかかるかもしれませんが、慣れていくに従って、それらの処理を頭の中でできるようになり、消去法ではなく純粋に答えだけを選ぶことが出来るようになります。これらのことからもわかる通り、論述形式の問題の解答作成というのは論述力だけでなく、記号の問題の手助けになり、まさに一石二鳥の現代文対策になります。
3つのテーマに沿って現代文、特に小説文の対策について見てきました。この文章を読むまで現代文というのは対策しようがなく、できないのは本を読んでいないからだと思い込んでしまっていた人もいるかと思います。しかし、ここでも述べたように、現代文は他の教科と同様、タイトルを確認したり、論述形式の問題を解いたりなどのきちんとした解法や勉強法を学べば、その分の点数アップが見込める科目です。しかし、どのような対策であっても忘れてはいけないのは、基本を大事にし、その上でいろいろなことにチャレンジするということです。それらを肝に銘じて勉強すれば、現代文を得点源にすることが可能です。ぜひしっかりと対策していきましょう。
大学受験勉強法メディア編集部
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