- センター英語
- 2016-2-15
センター英語7割突破への道
ここでは、センター英語で7割を獲得するための勉強法について紹介します。
長文問題でかせぐ!
センター英語は長文の配点が高く、一問で大きく点数が変わってくるなど点数が安定しない科目です。そのためには、まず安定して7割を取れる力を身につけることが重要になります。やみくもな勉強方法は不安定な知識しか生まれず貴重な勉強時間を食いつぶしてしまうことになりかねません。そこで、今回はセンターで7割を取ることを目標に、安定した英語力を身につけるための効率的な対策方法を解説していきます。これから受験勉強を始める人、得点が安定しない人はぜひ参考にしてみてください。
センター英語の学習を始める前に、注意したいのは配点です。2014年センター試験は「1.発音(14点)」「2.文法(41点)」「3.長文(46点)」「4.長文(33点)」「5.長文(30点)」「6.長文(36点)」という配点になっていました。ここで見て分かるように、なんと長文は145点、全体の配点の4分の3を占めているのです。逆に言えば、文法が満点であったとしても41点、全体の2割にしか当たらないことが分かります。
もちろんセンター試験で高得点を目指すにはバランスよく学習するに越したことはありません。ただ、この配点を見る限り、センター英語で7割を取るには、まず何より長文読解の対策が不可欠であることが読み取れるかと思います。
1.センターの長文読解問題の特有の解き方を知る
センターの長文読解問題の特有の解き方を知るセンター英語の長文問題は、問題文や設問自体はしっかりと準備すれば対策は可能で、極めて難しいものはありません。基礎から標準レベルのものがほとんどです。ただし、非常に分量が多いため、「どれだけ時間内に正確に読めるか」「どれだけ時間内に多く問題を解けるか」が鍵を握ります。
センター長文読解問題で高得点を取るためには、解き方のコツを理解しておくことは大切です。まずは、各問題に充てる時間配分をして、見直しの時間まで確保しておきましょう。ただ、やみくもに最初から問題を解いていくと、最後の配点の大きな問題に十分な時間が充てられないことがよく起こります。また、センター試験の場合、マークミスは大量失点につながります。マークミスは見直しで防げるので、必ず見直しの時間を確保するようにしましょう。
とはいえ、「時間不足」の問題は起こります。後半の問題に十分な時間を当てるため、前半でどのくらいの時間をかけるかを予め決めておきます。必要があれば、問題を解く順序を変えるのも効果的な方法です。「後半の長文読解問題を先に解く」など、通常の問題の順番にこだわらず、自分の得意な解答パターンを作っておきましょう。
2.長文読解に必要な力をつける
センターの問題形式に対応した解き方を知っておいたうえで不可欠なのは、長文読解に必要な力をつけることです。
長文の読解力を伸ばすためには「多く読む」ことと「段落を意識する(パラグラフリーディング)」ことが重要です。難しい英文でなくても良いので、普段から英語の文章になるべく多く触れるようにしましょう。日頃から長文に読み慣れていると、センターの長文読解を苦痛には感じないはずです。
段落ごとのトピックを把握して、文章全体の論理構造をつかむ「パラグラフリーディング」も、長文読解においてはとても役立ちます。論理的な英語の文章は、段落ごとに言いたいこと(トピックセンテンス)が存在しています。英語の1語1句の意味をしっかりと把握しつつも、段落のつながりや展開を意識することで、文章全体の流れを掴みやすくなります。
トピックセンテンスを見つけて素早く内容を把握するというのは、時間の限られたセンター試験において効率的な解き方になりますが、勉強法としてはおすすめしません。勉強の段階では一文一文正確に訳せる力を付けるために精読を心がけましょう。分からなかった単語を覚えるのはもちろんのこと、一度解いた問題を声に出して読むことも力になります。
大学受験勉強法メディア編集部
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