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センター数学のマーク式のポイント

センター数学のマーク式のポイント

ここでは、センター数学におけるマーク式問題のポイントについて紹介します。


数学のマーク式試験

センター試験最大の特徴は解答がすべてマークシート形式であるということです。数学においてこのマーク式にはたくさんの攻略の糸口があります。まず一つは答えが分数なのか整数なのかといった情報がまるわかりであることです。記述式ではやや複雑な計算があったとき、答えに自信が持てないことがよくありますよね。特に最初の設問で計算ミスをしてしまうと、後の設問もすべて間違えてしまうことになりかねません。しかしマーク式では答えの形にあてはまらないものは計算ミスだと気づかせてくれますし、ぴったり当てはまる場合は自信を持って次の設問に進むことができます。極端な話、答えが一桁の整数であることが分かった場合、数字を一つずつあてはめていく方法すら有効なのです。そして2つ目は証明問題の流れがこれまたまるわかりであるということです。記述式の証明問題では重要なポイントを書き忘れてしまうとよく減点されてしまいます。マーク式ではそこを書き忘れる心配もありませんし、先にその次何をしているかを読むことができます。よってこれらマーク式の良い点を最大限生かせるよう形式に慣れることが必要です。また、各大問には「問題の流れ」があり、今回ポイント2で前述した公式の導出過程などはこの流れにうまく乗るために役に立ちます。他にもこれまでよく解いたことのある問題の別解を紹介する目的で作られた問題もあります。ここはポイント3で前述した問題のバリエーションを知っていることによって対応することができるようになるのです。

ここまでセンター数学ⅡBの勉強法について述べてきましたが、最後に仕上げの練習として繰り返してほしいのは「時間配分を知る」ことです。センター試験結果で一番悔やまれるのは、できる問題があったのに時間が足りなくて解けなかったときです。数学ⅡBの解答時間は1時間で計算量に対して極めて短い時間しかないことをよく知り、過去問等できっちり時間を計って解く練習をたくさんしておきましょう。事前に目標点と大問ごとに使える時間を決めておき、制限時間を超えそうだったらひとまず次の大問に進む勇気も必要です。そして一回分を解き終わったら自己採点をし、どこでもっと点を取らなければならなかったのかやケアレスミスのチェック、さらに時間ロスをしてしまったのはどこなのかしっかり検証し、次の回ではその検証を生かせるよう練習していきましょう。


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大学受験勉強法メディア編集部

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