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  3. セルフティーチング③【社会 論述問題編】
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セルフティーチング③【社会 論述問題編】

セルフティーチング③【偏差値60以上を目指す大学受験勉強法】

受験生のみなさんにぜひ実践して欲しい勉強法として、セルフティーチングという勉強法があります。ここでは、社会の論述問題の勉強で生かせるセルフティーチングについて紹介します。


社会の論述問題の答案を作る!

社会の論述問題の答案を作る!社会の論述問題の勉強では、ほとんどの受験生が実際に答案を書いていると思います。もちろん、実際に書くことで身につくことは多いのですが、やはり繰り返し練習するとなると時間がかかってしまいます。ここで有効な手段がセルフティーチングです。問題集の模範解答やその解説を人に教えるように言葉で再現することで、効率よく繰り返すことができます。

数学の解法パターンが答えにたどり着くまでの手順であるように、社会の論述問題の解答を作るのにも手順が存在します。つまり、個々の問題の模範解答を丸暗記するのではなく、どのような手順で論述しているのかを覚えることが重要です。

論述問題の論述の手順を理解するためには、まず解説とその問題のテーマに関する知識を整理します。そして、その中から問題の解答に使えそうな事項を抜き出し、人に教えるように解答の手順つまり骨組みを言葉で再現してみます。たとえば、「まず第一文で問題に対するもっとも重要な答えである~を書いて、第二文でそれを支持する~という考え、~という根拠、~という具体例を書いて・・・」というようにセルフティーチングを行います。問題集の中には、重要語句が太字などで書かれたものがありますから、最初のうちはこれを利用して再現してみるといいでしょう。
と言っても、なかなか難しいものです。最初のうちは模範解答を見ながら、自分の言葉で手順を説明する練習から始めてみましょう。これができたら次に、模範解答を一通り見て覚えて、隠した状態で再現してみてください。

実際に答案を作るときにも、重要語句を書き出し、手順をセルフティーチングしてから書いていきます。また、模範解答を見てから、隠した状態で手順を言って書くという練習も有効です。

論述問題におけるセルフティーチングを使った練習は、時間の短縮だけでなく、頭の中だけで考えていた解答の骨組みを整理し、自身のあいまいな部分を明確にすることができます。解答を書き始めてから整理しつつ修正していたのではかえって時間がかかってしまいますから、セルフティーチングで頭の中を整理するクセをつけておくことが重要です。セルフティーチングを使った練習により、試験本番でしっかりと組み立てられた解答を書くことができます。


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大学受験勉強法メディア編集部

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