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理系科目のわからない文章問題に挑む!【可視化してみる】

分からない計算問題は可視化する!【偏差値60以上を目指す大学受験勉強法】

理系科目のわからない文章問題に出会ったときあなたはどうしていますか?ここでは、理系科目のわからない文章問題の対策として可視化する方法について紹介します。理系科目がわからないという受験生は必見です。


可視化する!

可視化する!理系科目がわからないという受験生に多いのは、文章問題に苦手意識を持っているということです。理系科目の文章問題がわからない時は、「可視化」してみましょう。文章問題を可視化するというのは、グラフや図形を描くということです。文章で書かれた問題の条件を可視化することによって、複雑な条件でも視覚的にとらえることができ、全体像を把握しやすくなります。

国公立大学の二次試験などの記述試験では、グラフや図形を描くことができれば、それ自体が部分点として加点されます。そして、採点者にとっても、正確なグラフや図形が描かれた答案というのは分かりやすく、点数を付けやすいものです。
もっとも、グラフや図形は正確に描かなければいけません。たとえ答えが合っていたとしても、グラフや図形が間違っていれば、その答えの根拠として認められないため、減点の対象になりかねません。

また、マーク式のセンター試験でも、グラフや図形を描くメリットは大きいです。それ自体が直接点数につながることはありませんが、解法のヒントになったり、直接答えに結びつく問題もあるからです。
マーク式の試験では、答えの選択肢が合っていれば得点できます。グラフや図形の情報から、消去法で答えの検討をつけられれば、それだけで解答できることもあります。計算せずに選択肢さえ合っていれば良いとは言いませんが、グラフや図形も一つの根拠です。

グラフや図形を描く力をつけるためには、教科書や参考書を真似るのが一番です。さらに、数値や符号を変えて描く練習をすれば応用問題にも対応できる力をつけることができます。

実は、理系科目がわからないという学生に多いのが、数値や計算式だけに着目して、広い視野で問題を見れていないという点です。理系科目が得意な学生は頭の中で問題の条件をグラフや図形に置き換えて考えられていることが多いのです。理系科目がわからないという学生ならなおさら、問題を一歩引いて観察できるように可視化することを習慣化しましょう。

また、問題の条件が抽象的(たとえば、グラフの傾きが正か負かわからない場合)で、正確なひとつのグラフを描くことができない場合は、複数のパターンを描くことをオススメします。面倒だと思うかもしれませんが、描いてはじめて正しい答えに気付くということもあります。この手間ひとつで正解に近づけるなら、面倒でも描くのが得策でしょう。理系科目がわからないなら特に徹底してやりましょう。

そして、描いたグラフや図形には、分かっている数値だけでなく、未知数や文字式を書き込んでいくことが重要です。とくに、応用問題でグラフや図形を描くときは、未知数や文字式を書き込んでください。解法を見つけるきっかけになりますし、何よりも難しい条件を可視化することによって分かりやすくすることができます。

以上のように、理系科目の文章問題を解くときにはグラフや図形を描く習慣をつけましょう。そして、グラフや図形を描くときは「正確に描く」「複数パターン描く」「未知数や文字式も書き込む」ことを意識しましょう。これらのことは、できる受験生が自然とやっていることですから、理系科目がわからないと思っているあなたもその差を埋めるチャンスですよ!


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大学受験勉強法メディア編集部

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