- 大学受験対策
- 2016-1-18
勉強は「人に教えることできる」が重要!
細部までしっかりと理解して身に付けている人は、勉強を人に教えるのが上手です。ここでは、勉強を「人に教える」ことに着目してお話します。
「人に教えることができる」とは?
あなたの周りにも勉強を人に教えるのが上手い人っていませんか?こういう人は、細部までしっかりと理解し、身に付けているため、応用問題や難しい問題にも対応することができます。説明を聞いて理解したと思っているだけでは、実際に問題に取り組むときに解けないということが起きてしまいます。これは、細部まで理解できていない、身に付けられていないということです。
では、どうすれば細部まで理解し、身に付いたと言えるんでしょう。それは、「人に教えることができる」ようになるまでです。そこまでできてやっと「わかる」という状態になります。
「人に説明できる」とは、以下の3つのことができる状態です。
①定義を説明する
②解法プロセスを説明する
③論述問題の解答を作る
①定義を説明する
「定義を説明する」には、その概念をインプットし、自分の頭で解釈していないといけません。定義を説明できるようになるためには、先生や塾の講師が具体例をあげたり図解したりして行ってくれた説明をそのまま自分で繰り返すのが最も効果的です。
そして、物理や化学の公式の意味を言葉で説明することができれば、問題文を読んだときに出題意図やどの公式を使うのかひらめくことができます。つまり、公式の意味を言葉で説明できるということは、問題文と公式との間をつなぐ言葉を持っているということです。
②解法プロセスを説明する
理系科目だけでなく、一見つかみどころがなさそうな文系科目にも解法プロセスはあります。そして、解法プロセスを身に付け、再現することができるようになれば、スムーズに問題を解けるようになります。
試験本番では「答えの正誤」が重要ですが、勉強段階では「解法プロセス」が重要です。問題演習をするときは、答えの正誤だけでなく、解法プロセスがそれで良かったのか、もっと効率的な解法プロセスがないか確認し、言葉で説明できるまで練習しましょう!
③論述問題の解答を作る
理科や社会の論述問題では、基本的な問題に対しては最初から答えを覚えておき、すぐに答案を書けるようにしておくことが非常に有効です。論述試験だからといって試験の場でゼロから考えて書いていたのでは時間が足りなくなってしまいます。
論述の練習には、実際に書く以上に、口頭で説明する訓練が効果的です。口頭で説明する方が、書くのに比べて考える時間が少ないため覚えているかどうか明確にわかりますし、短時間で終わりますから練習時間の短縮にもつながります。
いかがでしたか?人に教えるように説明することは意外と難しいはずです。すでに何気なく勉強を人に教える機会があった受験生は、さらに細部まで理解するために、人に説明するときにどんな質問が返ってくるのか想像してみてくださいね。
このように、勉強を人に教えるプロセスを利用したセルフティーチングという勉強法があります。人に教えるレベルで勉強することの重要性が分かったあなたは是非読んでくださいね。
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