- 大学受験対策
- 2016-2-3
予備知識〜受験しない科目は勉強しなくていい?【大学受験勉強の準備】
大学受験勉強の中で、受験しない科目は全くやらなくていいのでしょうか? ここでは、大学受験勉強の準備の予備知識として、受験しない科目についてお話しします。
受験しない科目は?
受験しない科目は勉強しないという受験生は多いと思います。大学受験勉強の中で受験しない科目をやるのは時間がもったいないと言うのもわかります。受験する科目は早いうちに決めて、その科目を重点的に勉強する必要がありますが、「受験しない科目をやる時間はもったいないから排除する」という必要はありません。
もちろん、受験しない科目について、授業や宿題、定期テスト勉強以外の部分でも重点的に勉強しろと言っているのではありません。しかしながら、受験しない科目だからといって、一夜漬けで定期テストの点数をある程度取れればいいというような軽視する姿勢でいると、受験にも影響が出る可能性があるのです。
文系では、ほとんどの大学で、国語と英語が必須科目ですよね。そして、難関大学では長文読解の力が問われています。難しい文章を理解したり、短時間で多くの文章を読みこなしたりするためには、さまざまな話題に関する背景知識が必要です。この背景知識が少ない受験生が多く見受けられます。
たとえば、英語の長文問題で、最近のスポーツの話題の文章が出てきたとします。このスポーツの話題に関する背景知識があれば、完全に英訳をできなくても内容を把握することは容易ですし、背景知識だけで解ける問題もあるかもしれません。反対に、英語を得意としていても、このスポーツの話題に全く触れたことがなく、背景知識がなければ、内容がわからないということが起こり得ます。もっとも、このような趣味、好き嫌いによる背景知識の有無ならば、割り切れるかもしれません。しかしながら、それが、授業で習っているような科目の背景知識ならどうでしょう?
たとえば、国語の文章問題で、イラクの情勢に関する話題の文章が出てきたとします。しかしながら、イラクの基本的な歴史や地理を知らなければ、内容を理解できないということが起こり得ます。これは、まさに「社会」の歴史や地理の背景知識があれば解ける問題です。
受験しない科目であっても、授業や宿題、定期テスト勉強をおろそかにせず、日常生活でもさまざまな話題にアンテナを張っておくことで、読解問題の対策につながります。受験しない科目でも、常識レベルの知識くらいは最低限身につけておきましょう!
大学受験勉強法メディア編集部
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