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合格への最短ルートは「戻る勇気」を持つこと!【大学受験勉強の準備】

合格への最短ルートは「戻る勇気」を持つこと!【大学受験勉強の準備】

あなたは、自身が「中学1年生から学習し直したほうがいいレベルの8割の受験生」のなかに入っていることを受け入れる勇気がありますか?その勇気があれば、合格への最短ルートを進めます。ここでは、大学受験勉強の準備について、戻る勇気に焦点を当ててお話しします。


「中学レベル」に戻る勇気が成績を上げる!

「中学レベル」に戻る勇気が成績を上げる!こんな話(実話)があります。
進学校に通っていたS君は、高校2年時に偏差値が45しかありませんでした。ところが、勉強をはじめて「わずか3ヵ月」で偏差値が70を超え、メディアで紹介されるほど急成長したのです。ではS君は、どのような勉強をしたと思いますか?

実は、S君は「下のレベル」に戻ったのです。「そんなこと?」と思いますか? しかし、そんなことが最も重要なんです。

高校2年生の彼は、当然のように、自分が高校2年生のレベルにいるものだと思いこんでいました。勉強もそれなりにやっているつもりだったし、ある程度、自信があったようです。ところが、模試の結果は偏差値45。この結果にS君は、「はじめて自分の学力レベルに気づかされた」といいます。そこで、それまで使っていた参考書を捨て、おもいきって「中学1年生のレベル」まで戻る決意をしました。この「戻る勇気」こそ、成績アップの要因であり、賞賛に値する決意です。

S君が手にした参考書は、『くもんの中学英文法』(くもん出版)

くもんの中学英文法

中学レベルに立ち返って「英文法の基礎」を掘り下げたS君は、この1冊だけで大幅な偏差値アップに成功したのです。というのも、S君は「関係代名詞」を基礎から学んだことで英語の構文を体系的に理解することができました。その結果、大幅な成績アップにつながったのです。

「8割の受験生が中学レベルの知識が抜け落ちている」この事実を、自分ごととして受け入れてください。その事実を気づいていない、もしくは受け入れられない受験生が多いのです。これが最大の問題です。そして、「自分は中間層にいる」「基礎を学ぶ段階は終わっている」という思い違いが、成績が上がらない最大の理由なのです。

大学受験までの残りの日数を考えれば、少々の抜けやモレには目をつむり、すぐに「志望校対策」をはじめたい気持ちもたしかにわかります。しかし、次のレベルに進んだからといって、「ヌケやモレ」がなくなるわけではないのです。反対に、進めば進むほど、その「ヌケやモレ」の影響は大きくなってきます。

「ヌケやモレ」をなくすには、「戻る勇気」を持つしかないのです。「中学レベルに戻る」ことを怖がらないでください。S君のように「戻る勇気」を持つことこそ、結果的には合格への最短ルートとなるのです。


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大学受験勉強法メディア編集部

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