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安心毛布を持ち込む!【大学受験勉強のメンタル】

安心毛布を持ち込む!【大学受験勉強のメンタル】

試験当日、不安や緊張で縮こまっていては今までの勉強の成果を出せません。ここでは、大学受験勉強のメンタルとして、試験本番の不安や緊張を解消する方法について紹介します。


安心毛布!

安心毛布!漫画『ピーナッツ』(チャールズ・モンロー・シュルツ)いわゆるスヌーピーの漫画を見たことがあるでしょうか。この漫画に登場する「ライナス」という子供のキャラクターが、いつも肌身離さず毛布を持っているのですが、この「ライナスの毛布」が「安心毛布」です。じつはこの「安心毛布」は、イギリスの小児科医、精神科医で精神分析家のドナルド・ウッズ・ウィニコットが提唱する「移行対象」といわれる概念で、簡単に言うと、幼児が乳離れなどのタイミングで安心感を得るために執着する毛布やタオル、ぬいぐるみやおもちゃなどのモノのことを言います。

「安心毛布」というのは幼児期に執着するモノのことですが、大人になってからもこれじゃないとダメという執着したり愛着を持つモノはあるのです。たとえば、自分の枕じゃないと寝られないといって、わざわざ旅先に自分の枕を持参する人がそうです。枕の形が違うからというのもありますが、安心感というのが大きなウェイトを閉めているのです。このぬいぐるみがないと寝れないと言う女の子もいますね。愛着のあるものや普段使っているものには、安心感を感じるものです。

ということで、試験会場に毛布を持ち込めというのではありませんから、荷物が大きくなると思った人は安心してください。受験生が大学受験勉強のなかで愛着を持つものといえば、良い成績を取れた模試で使っていた文房具や、分からなかったことを理解できた参考書、何十回も繰り返してボロボロになった問題集などでしょうか。

試験直前期には、不安で眠れないこともあるかもしれませんが、愛着のある参考書を見ることで少しは安心できます。また、試験本番にもその参考書などの「安心毛布」を持ち込みましょう。安心感を得られますし、その参考書で復習していれば余計な不安を感じたり、まわりの受験生が気になるということもありません。

遠方から試験を受けに来て、前日ホテルに泊まるという受験生は、ホテルにも「安心毛布」を持ち込んでおくと安心できます。それこそ、枕やぬいぐるみ、目覚ましなど何でもかまいません。荷物になるようでしたら、宅配便で送っておくといいですね。

試験本番や試験直前では、不安や緊張との戦いにも勝たなければいけません。そのためにも、「安心毛布」は心強い武器となりますよ。


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大学受験勉強法メディア編集部

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