- 勉強計画
- 2016-3-16
大学受験勉強はやり残して先に進め!
新しく勉強し始める分野は、完璧にしながら進めていきたいという気持ちになりますが、やり残したまま先に進む勇気も必要です。ここでは、新しい分野の勉強を始めるときのやり残したままでも先に進む意義についてお話します。
7〜8割で先に進む!
今やっている箇所を完璧に仕上げてから次の勉強に進みたいという受験生は多いですね。何か分からないことや、覚えモレ、完璧には解けない問題があると、完璧にできるまでその箇所にしがみついてしまう。このような勉強に対する姿勢は、素晴らしいことですが、限られた時間の中で大量の勉強をこなさなければいけない大学受験勉強の期間にやってしまうと要領が悪いのです。
新しい範囲や分野を勉強するときに最初から完璧にするというのは、時間のかかることです。そこで、参考書でも問題集でも、分からない箇所が残っていたとしてもやり残したままで先に進んで構いません。まずは全体を通してやってしまうことを優先しましょう。つまり、新しい範囲や分野を勉強するときには、全体を把握することを目的とし、その中で分かる箇所と分からない箇所をチェックしながら進めていきましょう。
もっとも、ほとんど分からないままでやり残して進めていくのでは意味がありません。目安としては、7〜8割分かっていれば先に進んでしまってよいでしょう。確かに、分からない箇所をやり残したまま先に進むのは、気持ち悪いものです。しかしながら、効率良く大学受験勉強を進めていくためには、ある程度理解しながら全体を把握し、あらためてやり残した分からない箇所を補強していくという流れが大切です。
大学受験勉強の大半が「復習」です。まずは、全体を把握してから、「復習」で分からない箇所を補強するとともに、繰り返して身につけていきます。最初に手をつけるときに分からない2〜3割があって、それをやり残した状態で次に進んだとしても、復習の段階で「こういうことだったのか!」というように理解、納得できることが多いのです。全体を把握することによって、細部を理解しやすくなるということは往々にしてありますね。
大学受験勉強法メディア編集部
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