- 英語
- 2016-2-28
科目別勉強法概要②英語
大学受験勉強では、科目別に適した勉強法が異なります。ここでは、科目別勉強法の概要として英語についてお話しします。
英語の勉強法
英語はイメージしやすいと思いますが、大きく分けて単語、文法、長文の3つがメインです。単語と文法は暗記ですね。一方、長文は暗記だけでは太刀打ちできず、文章を読むスピードや読解力などの力をつける必要があります。
長文の読み方に関しては様々なテクニックが紹介されていますが、それはあくまでも「テクニック」です。テクニックを習得する前提として、英語の基礎力が無ければ意味がありません。そもそも、日本人が日本語を読むときにテクニックを使おうと思わないですよね。英語が母国語の人たちも同じですから、わたしたちが英語の勉強をするときにも、テクニックはあくまでもきっかけであり、積み重ねられた基礎力が必要となります。
英語の基礎力を付けるために、オススメなのは「音読」です。ただし、音読は継続しなければ効果が現れません。そして、その継続をできない人がほとんどです。信じて1ヶ月だけ続けてみて下さい。その効果に驚くはずです。
まず、音読に使う文章は、一度授業でやったか、自分で完全に和訳し内容を把握したものを使うのがポイントです。最初のうちは10文程度の文章で大丈夫です。これを1日少なくとも3回は声に出して読みます。そしてそれを1週間毎日続けて下さい。つまり1日3回✕7日で21回読むことになりますね。途中でスラスラと読めるようになるはずですが、そこで辞めずに1週間続けてください。スラスラと読むことだけが音読練習の目的ではありません。
音読練習で身につけておきたいのは英語のリズムです。これは知識のように覚えて身につけるものではなく、慣れが必要です。だから音読練習なのです。毎日やるのはなかなか難しいですが、音読練習も慣れて週間にすることが必要ですから、まずは1週間続けて下さい。1日3回なら5分程度で済みますから、時間的には隙間時間でできる内容です。続けていけば、英語のリズムが徐々に身についてきます。英語のリズムが身についてくると、長文問題で文章を読むスピードが劇的に向上します。また、頭の中で、英語を日本語に変換しながら読むのではなく、英語を英語のまま理解することができるようになります。
このように、英語は、単語・文法を暗記して、長文の音読をすれば間違い無く成績が上がります。
大学受験勉強法メディア編集部
具体的には、実際に効果があった勉強法や、受験生のためになる受験に関するお役立ち情報を発信していきます。
大学受験勉強は勉強法が命です。合格を勝ち取る受験生は、結果が出る勉強法で勉強しています。
どれだけいい予備校に通っても、いい参考書を使っても、時間ばかりかかって身に付かない勉強法でやっていては、いつまでたっても結果は出ません。
今すぐ正しい勉強法を身につけて、志望校合格を勝ち取りましょう!
最新記事 by 大学受験勉強法メディア編集部 (全て見る)
- あなたは解ける?大学受験勉強を始める前の実力チェック - 2017年7月15日
- 【必読】最速で英単語を暗記!英単語の覚え方! - 2017年5月26日
- 科目別勉強法概要④理科・社会 - 2016年11月17日