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  4. 現代文で点数アップ②国語の勉強法【大学受験勉強】
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現代文で点数アップ②国語の勉強法【大学受験勉強】

現代文で点数アップ②国語の勉強法【大学受験勉強】

国語の現代文に苦手意識を持っている受験生は意外と多いです。ここでは、大学受験勉強で点数アップするための国語の勉強法について、現代文の問題文を読む際の「誤解」に着目して紹介します。


「誤解」「誤解」

現代文の問題を解く上で大切なことの1つに、文章を正確に把握することが挙げられます。つまり、文章を「誤解」しないことが大切なんです。文章を読む上での「誤解」には、以下の3つが挙げられます。
①先入観
②勘違い
③ズレ

「先入観」とは、前もって抱いている固定観念で、それによって他の物事に対して柔軟な思考が妨げられるような観念のことを言います。たとえば、外食しに行った時に、いつも家で醤油を入れる小皿と同じものがテーブルの上に置いてあったら、普通は取り皿と思いますよね。でも、そのお店では灰皿として使われているかもしれません。これは「先入観」ですね。この小皿は食べ物用の器だという固定観念によって、「何用の器だろう?灰皿かな?」という思考が妨げられているのです。
現代文の問題文を読む時にも、この「先入観」が邪魔をして、誤解をもって読んでしまうことがあります。

「勘違い」とは、自分が既に持っているイメージと、それまでの話の流れによって、情報を誤って認識してしまうことを言います。たとえば、今の時代に「タブレット」と聞くと、ほとんどの人がiPadなどのタブレット型端末をイメージしますね。しかし、「タブレット」には「錠剤」という意味もあり、少し前には「タブレット」と聞けばFRISKやMINTIAのような清涼菓子をイメージする人も少なくなかったのです。
現代文の問題文でも、選択肢に関係がある一部分だけを切り取って読んでしまうと、自分が既に持っているイメージと総合して、問題文全体で意図している意味とは違う意味に「勘違い」して、誤解をもって読んでしまう恐れがありますね。

現代文における「ズレ」とは、「文脈からのズレ」のことを言います。たとえば、「◯◯くんは見た目は怖そうだけど、実は優しい人だ」という話があるとします。もちろん、この文章は「◯◯くんは実は優しい人だ」ということを言いたいのは明白です。この文章を「◯◯くんは怖い」と捉えてしまうのは、文脈からズレていますね。今は短い文章ですから文脈からズレて内容を把握することはありませんが、これが長文になると誤解をもって読んでしまう恐れがあります。

現代文の問題文を読むときに「誤解」をしてしまうと、間違った選択肢を選んでしまう事態になりかねません。これら3つの「誤解」をしないよう注意しておく必要がありますね。


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大学受験勉強法メディア編集部

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