- 現代文
- 2016-1-20
現代文で点数アップ④国語の勉強法【大学受験勉強】
国語の現代文に苦手意識を持っている受験生は意外と多いです。ここでは、現代文の大学受験勉強で点数アップするための国語の勉強法について、できる受験生とできない受験生との違いに着目して紹介します。
できる受験生とできない受験生の違い?
同じ授業を聞いて、同じ参考書を使って、同じ問題集を同じだけ解いていても、現代文ができる受験生とできない受験生に分かれてしまうことがあります。この違いはどこから来るのでしょうか。
現代文における国語力は、以下の3つの力で構成されていると言えます。
①知識力
②文脈力
③語彙力
これら3つの力が総合的に備わっている受験生は同じ勉強をしていてもグングン伸びてできるようになり、備わっていない受験生はやってもやってもなかなか伸びずにできないままになってしまいます。それでは、この3つの力について具体的に見ていきましょう。
①知識力
「知識力」とは、あなたが今まで積み重ね吸収してきた知識全体です。この知識力は、さまざまな角度からの解釈、考え方、ものの見方を吸収することでどんどん広がっていきます。そして、知識力を鍛えれば、多角的な解釈、考え方、ものの見方ができるようになり、問題文の背景、筆者の意図を読み取る力につながります。
②文脈力
「文脈力」とは、話と話のつながり(文脈)を捉える力のことです。現代文の問題では、設問と選択肢から読んで問題文の中の対応箇所を重点的に読むというテクニックがよく知られていますね。もちろん間違いではないのですが、たまに勘違いをしている受験生がいます。つまり、問題文の中の設問と選択肢に対応する一部分だけを切り取って、そこだけを読むというのは危険です。出題者が出題しているのは、掲載されている問題文全体であり、それ以上でもそれ以下でもありません。
問題文全体の文章と文章、段落と段落のつながり、つまり文脈を捉えることが必須なんですね。ここから、問題文全体の「話題」や「場面」を把握します。後半の一部分の文章も前の文章があってのものです。
③語彙力
「語彙力」とは、聞いてそのまま漢字や四字熟語、慣用句、現代文用語をどれだけ覚えているかという力です。当たり前に勉強する必要があるのですが、語彙力の鍛錬を軽視している受験生があまりにも多いのです。語彙力は、それだけでも点数を取れる問題が出題されるボーナスポイントです。もちろん、長文問題でも活きてきます。語彙力もしっかりと鍛える勉強計画が必要ですね。
このように、現代文における3つの力を鍛えることで、できない受験生からできる受験生へと成長できます。ぜひ3つの力を鍛えて、現代文をできるようになりましょう!
大学受験勉強法メディア編集部
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