- 現代文
- 2016-2-9
現代文の攻略は原因と結果を結びつける第3因子!国語の勉強法【大学受験勉強】
現代文では、3つの思考パターンの一つである原因と結果を導き出すことが重要です。しかし、中には一見しただけでは原因と結果の結びつきが分かりにくいものがあります。ここでは、原因と結果を結びつける第3因子についてお話しします。
第3因子を推論する!
現代文に必要な思考の3つのパターンを身に付けることによって、「論理的思考力」を養い、一文と全体の関係性を把握することができます。
①共通項を導き出す(公式化)
②共通項から新たな結論を導き出す(推論)
③原因と結果を導き出す(因果関係)
③の原因と結果を導き出すことについて、「友達と遊んでいて、テスト勉強ができなかった」という文章なら、一見して原因が「友達と遊んでいた」、結果が「テスト勉強ができなかった」と分かります。しかしながら、中には、原因がそのまま結果に結びついていない文章もあります。この場合は「その言葉が指し示すイメージ」を推論しなければ、事実が見えてきません。
たとえば、「身長が伸びていくほど、知識が増えていく」という文章では、「原因」と「結果」がどうつながっているのか分かりづらいですね。身長が伸びると、どうして知識が増えるのかは文章中には書かれていません。このように、文章と文章の間に直接的な因果関係が分かりづらい場合には、「原因」と「結果」以外の「第3因子」が隠されていることが考えられます。
上記の例文の第3因子について考えてみると、「成長期の年齢」という要因が浮かび上がります。
身長が伸びる要因:年齢
知識が伸びる要因:年齢
つまり、「成長期には年齢を重ねるにつれて身長が伸び、知識も身長と同じように伸びていく」という内容であることが推論できます。
大学受験勉強における現代文は、一般的に対策がむずかしいと考えられがちです。そのため、手がつけられなかったり、後回しにしたりする受験生も多いと思います。しかし、論理的思考力を養うことによって、文章に書かれている結論を正確に読み取れるようになれば、「現代文」の成績が上がり、「英語」や「数学」の理解力向上にも寄与するのです。大学受験勉強の序盤に現代文を鍛えておくことが、これからの大学受験勉強をスムーズに進める力となるのです。
大学受験勉強法メディア編集部
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