- 大学受験対策
- 2016-2-19
本命に焦点を当てる！【大学受験勉強の戦略】
多くの受験生が、大学、学部を併願して受験しています。そのため、受験生によっては相当ハードなスケジュールになることもあります。ここでは、本命に焦点を当てる大学受験勉強の戦略についてお話しします。
あくまでも本命！
併願校や併願学部が複数ある受験生は、短期間で多くの試験を受けることになります。そのスケジュールは相当ハードになることもあり、並大抵のモチベーションや集中力ではやっていけません。もちろん、すべての試験に本命大学、学部と同等の力を注げるのが理想ですが、現実的にはすべての試験で最高のパフォーマンスを発揮するのは難しいものです。
そこで、ときには戦略として「捨て試験」を作ることも必要です。もっとも、言葉通り捨てるのではなく、あくまでも本命大学、学部に焦点を当てて最高のパフォーマンスを発揮するために、戦略的なスケジューリングが必要だということです。第１志望の大学、学部の試験対策がおろそかになるくらいなら、第２志望以下の大学、学部の試験対策にあてる時間を削るのは当たり前ですよね。
本命大学、学部の試験で最高のパフォーマンスを発揮するためには、他の大学、学部の試験をどのような位置付けにするかを明確にしておく必要があります。例えば、６つの試験を受ける場合、重要度により、ランク１：最重要（本命）、ランク２：重要（次本命）、ランク３：重要度低い、というようにランク分けし、その扱いについて日程順に以下のように書いておきましょう。
Ｃ大ａ学部：ランク３：試験の雰囲気に慣れる。数学が本命の傾向と似ているから腕試し。
Ａ大ｂ学部：ランク２：あくまでもａ学部が本命だが、ｂ学部でもＡ大には合格しておきたい。
Ａ大ａ学部：ランク１：前半、ここに焦点を合わせる。絶対合格。
Ａ大ｃ学部：ランク２：ｃ学部でもＡ大には合格しておきたい。
Ｄ大ｂ学部：ランク３：Ｂ大ａ学部に集中。英語の傾向が似ているから腕試し。
Ｂ大ａ学部：ランク１：後半、ここに焦点を合わせる。絶対合格。
ランク２やランク３の第２志望以下の大学、学部の試験は、本命の大学、学部の試験の腕試しに使ってしまうのも戦略です。受験する大学、学部すべてに合格しなくとも、本命の大学、学部に合格できればあなたの目標は達成です。しっかりと本命の大学、学部に焦点を当てたスケジューリングをしていきましょう！
もっとも、受験大学、学部を決める際に、試験スケジュールまで考えられればベストですね。
大学受験勉強法メディア編集部
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