- 大学受験対策
- 2016-3-7
試験直前の復習は欲張らない!
試験当日、試験前には何を復習すべきでしょうか? ここでは、大学受験勉強の戦略として、試験前にする復習についてお話しします。
欲張らないで決め打ち!
試験当日、試験会場に入ってから試験開始までの間、前の試験が終わって次の試験までの休憩の時間は、最終確認の復習に当てましょう。ところで、この試験前の時間にはどんな復習をすべきでしょうか。ポイントは、「欲張らないこと」です。
試験前には、不安でついあれもこれもと詰め込みがちです。センター試験や二次試験前日に試験会場に持っていく持ち物を用意していると、参考書や問題集、ノートと、今まで大学受験勉強で使ってきた教材等をどれもこれも持って行きたくなります。たしかに、試験前には数十分〜1時間程度のまとまった時間がありますから、がっつりと復習できそうに思えます。また、試験前の復習で分からない箇所や忘れた箇所が見つかったときに、調べ物をすることを考えると万全の準備をしておきたい気持ちは分かります。
しかしながら、試験前にある程度まとまった時間があるといっても、できる復習は限られます。普段、あなたが数十分〜1時間程度でできる勉強量を考えてみてください。時間としては定期テストの休憩時間よりはるかに長いですが、高校さらには中学の全範囲を復習することはほぼ不可能です。しかも、試験前の限られた時間に、あれもこれもと欲張って復習しようとしても、かえって焦ってしまったり、気が散ってしまったりして集中できない恐れもあります。
そこで、試験前の時間にする復習は、欲張らないで決め打ちします。試験1週間前くらいになると試験本番に臨むときの自身の学力レベル、状況が見えますから、試験前の復習内容を決めておきましょう。試験会場に持ち込む教材等も、今まで使ってきた参考書や問題集、ノートから一科目1冊に絞り込みます。オススメは、何度も反復した参考書や問題集です。何度も反復した参考書ならテンポ良く復習を進めることができます。試験に向けて脳を活性化することができますし、自信が湧いて不安や緊張をやわらげることができます。
試験会場に持ち込む1冊の中で重点的に復習すべき箇所は、付箋を貼るなどして分かりやすくしておきましょう。さらに、試験会場に持ち込む1冊以外でチェックしておきたい内容は、A4用紙1枚にまとめておきましょう。
また、試験会場に向かうときのことを考えると、荷物は軽いほうがいいです。荷物が大きくて電車で気を使ったり、荷物の重さで肩や腕がだるくなったなんてことは些細なことのようですが、余計なストレスは極力避けるべきですね。
大学受験勉強法メディア編集部
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