- 古文
- 2016-2-3
予備知識〜古文・漢文の勉強は暗記だけ？【大学受験勉強の準備】
大学受験勉強において、あなたは古文・漢文でどんな勉強をしますか？ ここでは、大学受験勉強の準備の予備知識として、古文の勉強についてお話しします。
古文は点数を伸ばしやすい！
古文は、勉強の結果が試験の点数に直結しやすいと言われています。たとえば、「古典文法」や「古文単語」を暗記することによって、確実に点数がとれるからです。しかしながら、難関と言われる大学の入試では、古文でも文章内容の理解を問う問題の比重が大きくなっています。
もちろん、文章内容の理解を問う問題でも「古典文法」や「古文単語」の知識は必要ですが、それだけでは十分とはいえません。古文の読解力を鍛えるために、読解問題の練習が必要です。そして、この読解問題の練習でつまづいてしまう受験生が非常に多いんです。しかし、これはしょうがないことなんです。あなたは、古典文法や古文単語を暗記して基礎知識を身につけたかもしれませんが、古文の「読み方」を習っていないのですから。
読解問題の練習をスムーズに進めるためには、古典文法や古文単語の暗記をする際に、必ず例文も一緒に読んで意味をとりつつ覚えることが重要です。そもそも、文法も単語も文章中で理解し、使いこなせてこそ、勉強する意味があるというものです。古文の読解を自然にできている受験生というのは、もともとセンスがあるのではなく、正しい勉強法で古典文法や古文単語の暗記をしているんです。
漢文も点数を伸ばしやすい！
古文同様に、漢文は「句法」を覚えれば確実に点数がとれると言われています。漢文は、古文と比べても覚えるべきことが少なく、短期間で点数を伸ばしやすいですね。ただし、「句法」だけ覚えて安心していてはいけません。難関大学の漢文は、ある程度むずかしい読解問題も出題されます。そして、漢文は文章が短く、見て取れる情報の量が現代文や古文より少ないため、読解自体が難しくなるのです。少ない情報から読み解く力を養うためには、読解問題の演習を積んでいくしかありません。
大学受験勉強法メディア編集部
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