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古文で点数アップ②国語の勉強法【大学受験勉強】

古文で点数アップ②国語の勉強法【大学受験勉強】

国語の古文は普段なじみがない科目ですので、とっつきにくい印象を持っている受験生は意外と多いです。ここでは、古文の大学受験勉強で点数アップするための国語の勉強法について、中盤〜終盤の勉強に着目して紹介します。


古文 中盤の勉強法

古文 中盤の勉強法古文の勉強の中盤では、入試問題を安定して解けるようになるために必要な原書あるいは全訳を読み込んだ量いわばバックグラウンドを増やしていきます。文庫本に換算すると、必要なバックグラウンドは、最低でも1000ページ以上です。

バックグラウンドを増やすための準備として、中盤の勉強では古語辞典を用意してください。オススメは、『ベネッセ全訳コンパクト古語辞典』(中村幸弘 編、ベネッセコーポレーション)です。

古語辞典を全て覚えろとは言いませんが、隙間時間や古文の勉強の休憩時間に読んでください。読むといっても目を通す程度で構いません。大切なのは、常に古文単語や古文常識に触れておくことです。大学受験勉強全体の話になりますが、スタートしたら常に勉強の内容に触れて、四六時中その内容のことが頭に浮かび、考え続けているような状態を作っておかなければいけません。考え続けることで、ふと腑に落ちる瞬間がやってくるのです。古語辞典も毎日毎日読んでいれば自然と覚えてきます。古文にもテクニックはありますし、それを覚えることも有効ですが、古文読解に必要な情報はほぼ古語辞典に書いてあるのです。まずは古語辞典を用意して、常に読む習慣をつけておきましょう。

古語辞典を用意したら、並行して原書を読んでいきます。いきなり原書を読むことに抵抗がある人は、全訳を読むだけでも構いません。なじみがあって比較的読みやすいものとして、『竹取物語』『徒然草』『伊勢物語』があります。それを読み終えたら『枕草子』を読んでみてください。ここまで読み終えれば、バックグラウンドは1000ページを超えます。

全訳であれば読みやすく、前に挙げたものでしたら物語としても面白いのでどんどん読み進めることができると思います。全訳であっても、当時の人の考え方や古文常識を理解し、身につけることができます。

古文 終盤の勉強法

古文の勉強の終盤では、過去問演習を繰り返してください。そして、過去問演習で出てきた文章についても、全訳を読んで、問題文(古文)を読んで、バックグラウンドに追加しておきましょう。


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大学受験勉強法メディア編集部

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