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  4. 古文の分からない問題に挑む!【読解の方法】
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古文の分からない問題に挑む!【読解の方法】

古文の分からない問題の解釈の方法!【偏差値60以上を目指す大学受験勉強法】

文系科目で分からない問題にあたったとき、あなたはどうしますか? ここでは、古文の分からない問題に出会ったときの読解の方法ついて紹介します。


古文の場面を把握する!

古文の場面を把握する!古文では、単語や文法を覚える必要があります。といっても、単語や文法を覚えただけでは入試問題は解けません。古文には馴染みのない難解な物語の文章が多いので、「場面」の把握が読解のカギになるのです。現代文の物語や小説と同様に、古文でも「いつ」「どこで」「誰が」「何をしたか」という場面を把握して、それを根拠に正しく読解し答えることが求められています。

古文の物語では、多くの人物が登場したり、回想シーンや夢の中のシーンが出てくることもありますから、ただでさえ馴染みのない文章の読解をさらに難解にしています。つまり、古文の読解では、現代文以上に「場面」の把握が重要になってくるのです。また、古文の特徴として、主語が省略されていることが多く、これも文章読解を難解にしている要因といえます。このため、古文では、「場面」を把握すると共に、その中でもとくに「誰が」という主語を補いながら読んでいくことが重要です。

この「誰が」という主語を補うためにはさまざまなテクニックもありますが、ほとんどの場合、「場面」を追っていけば誰の動作か確定できるのです。文章を読み進める中で、「誰が」という主語をしっかりと意識していれば、途中で内容が分からなくなるという事態を避けることができます。

古文の読解で「場面」を把握するために欠かせないのが「古文常識」です。古文に出てくる登場人物は、現代の常識とは異なる常識を持っていることが多くあります。たとえば、病気になったとき、現代では「自己管理が不十分だった」とか「運が悪いな」というように考えることが多いと思いますが、古文の世界では「前世の報いだ」というように考えるのです。これは当時の宗教意識によるのもなのですが、現代の日本人にはあまり思いつかない発想です。このような古文常識を覚えておくことで、場面把握がかなり容易になり読解の手助けとなります。


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大学受験勉強法メディア編集部

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